エンディングは、別物に。
私のしるエンディング。
彼らが、バンドをする。新曲のために。
その、新曲の中に、
『キミだけを愛す』
というフレーズがある。
それを、
『桜実だけを愛す』
というんだけど。
すごいな、皆あれだけの練習期間であんなに弾けるなんて。
ハイスペックね!
あのあと、私は正式に婚約者となった。かぐ、時雨華黒の。
けっこういざこざがございまして、
紅野梁は、私に一目惚れ、してたとか。
なんで?!おねぇと一緒のかお!とか思ったけど、
かぐによれば、
『全然、違うよ?ずっとみれば、わかる』
らしい。
なんか、目の大きさとか、唇とか、身体のラインとか、
ちょ、まて、なぜ知ってる?!てことまで、いいだした。
おねぇの方は、みたカンジだけど。といってましたが、
私のは、完璧触ってる!
──変態!
「あー、あ。残念。キミ、気に入ったのにー」
とはいいつつも、葉山曜はさる。
鎬苓は、なんかチラチラみてたけど、なんでだろう?
なんてことあったけど、
練習には付き合いていうか、かぐもいたためスッゴいスパルタ。とくに、紅野梁とか。、
ガーパティのみんなも手伝って、ここまできた。
さて、おねぇのお相手はいるのかな?
スッゴい楽しみ!
♪♪♪~
『キミだけを愛す』
え、まさか。
誰とでも、ない?
よねー、おねぇは彼らとの恋愛してない。よね。
はぁ、おねぇとお相手のスチル結構楽しみにしてたけど。
誰ルートでも、ない。おねぇ。
最後のイベントを終えて、スタジオに最後まで残ってキスをする。それが、一番楽しみなスチルだった。
見れたら最高とか、思ってたけど。みれないなら、仕方ない。
諦めるか…
あれ。スタジオにどうして、あの人が?
***
「どうしたの?桜実ちゃん」
「あの、えっと、私!」
「ゆっくりで、いいよ。」
「好きです!域さん」
おおふっ!
おねぇ!域さんが好きだったのね!
最近、綺麗になったと思ってたけど。
「…桜実ちゃん、俺も、好きだよ?健気なキミが。」
うはっ!最高!かわえぇ!おねぇ、かわえぇ!
「ローズ、なぁにしてんの?」
「や、来ちゃダメ。私の萌え!」
「そーうー。イケナイことしちゃうぞぉ」
くぅっ!コイツ、変態!
変態モードは、薔とよぶ。
危険だ。身の危険。
「…分かった!」
かぐの手をひいて、嫌々ながらスタジオから離れる。
おねぇの、ラブラブシーン邪魔なんかしたくない。
おねぇが幸せなら、いいんだ。
エンディングはまさかの、別物。ていうか、モブエンドだったけど。
幸せ、ならいいんだ。
「…おめでとう、おねぇ」
私は、わずかに微笑んで呟いた。
「…どうしたの?ローズ」
「んー、んー?なんにもー」
幸せ感じました。
おねぇの、幸せと、私の幸せ!
End
おわり、グダグダ。
だめですねー、恋愛かんけいほんと疎い。
文才もないですしね!
これにて、私、妹です。
終わりです。
妹ちゃん、好きなんでどっかででてくるかもしれません。出てこないかもしれない。ていうか、確率低い。
では、ありがとうございました。