ガッツァ大尉
大変ながらお待たせしました!
色々と家庭的事情と残業が重なって・・・
ブックマークも30件越えました!
ご愛読ありがとうございます!
俺は大人しく連行されると、乱暴はされず、丁重に案内された
俺は事務所のような所に案内され入ると「ほう、家の部下が狂っていると思っていたようだが……本当に居たとは……」
で、でかい!
2m?いやもっとあんだろ!
俺はビビって震えているとガッツァ大尉は笑い「何もそんなに怯える事はない!私は別に君を罰しようと思った訳じゃない、それに君は何も盗みもしなければ壊しもしてない法に怯える事はないぞ」
も、もしかしてこの人が例の警察!?
俺はとりあえず律儀に頭を下げて「すみませんでした」と意思表示して頭を下げる
ガッツァ大尉はますます喜び「うむ、いちを街を騒がせた事はあるからな、その心は大事だ、海賊共と違って君は紳士に話ができそうだ、そういった人は少なく私も嬉しい」
こ、こちらこそ……
愛想笑いするとガッツァ大尉は早速聞いてきた「それで誰に誘拐さらてここまで来たのだ?」
俺はとりあえず何か喋らないといけないので
「ヴァネッサです!」『フガッガ!!』
ガッツァ大尉は頷いて「なるほど言葉が話せないという訳か……字は書けるか?」
またヴァネッサの時と同じ奴だ……分かるかなぁ……?」
俺はカタカナで書いて渡すと「ふむ、これは和国の文字に擬類しているな、なるほど和国出身の者か」
いや〜違うんですけど……まぁいいか
ガッツァ大尉が叫ぶ「おい!ヤブタカを呼んでこい!」
また日本人らしい名前だ、ひょっとして字で話せるかも!
ちょっと期待するとそいつはやってきた、青い瞳だが、黒い髪に日本人らしい肌付き間違いない、日本人のハーフかもしれない。
ガッツァ大尉が「おいヤブタカ、これを翻訳してくれ」
ヤブタカと言われる男は紙を見ると「んあ?なんかだいぶ母国と似てる字だけどちょっと書き方違うな……まぁ読めますけど……ヴァネッサです」
ガッツァ大尉が頷いて「なるほどな……ドラゴンの子をさらってくるとは……ヤブタカ、このドラゴンは本国の方で何か見たか?」
ヤブタカはジッと俺を見つめて「いや、知らないねぇ……それでもドラゴンとは珍しい」
ガッツァ大尉も頷いて「あぁ、珍しいからこそ売り出そうとする輩が多い、特にここではな、ヴァネッサの奴、同盟も破棄したとか噂されている、身を調べる必要があるな、それとヤブタカお前に特別命令を下す、そのドラゴンが帰れる方法ができるまで預かっておけ」
ヤブタカが驚いて「はぁ!?」
ガッツァ大尉が笑って「不服かね?」
ヤブタカはビクッと動いて「い、いえ!全力で遂行します!」
ガッツァ大尉が頷いて「よろしい、では行け!」
ヤブタカが俺を抱っこして運ぶ
そして事務所を出た瞬間重い溜息を吐く
「はぁ……」
俺が苦笑いして、すまないとお辞儀すると
「まっ、猫や犬みたいに躾が居るタイプじゃないし、人語も通じるから問題ねぇよ」
そうするとヤブタカは布で俺を隠す「ドラゴンなんて海賊共が見たら珍しがって盗みに来るだろうから布被って大人しくしててくれよ」
俺がコクコク頷くと布を被せられる
そしてそのまま歩いて行き、5分ほどすると布が取れて「ここが俺の家だ、ガッツァ大尉の部下だから誰も手出ししてこないから安心してくれよな」
俺は紙とペンを要求して書き上げる
「色々と迷惑をかけてすみません。本日中に私の身分と出処を書いた書類を作ります」
と書き上げるとヤブタカはニュアンスで読み取ったらしく「おぉ……おう……なんか貴族の字みたいですげぇ綺麗な文字だな……」
俺が首をかしげるとヤブタカが話してくれる
「和国で貴族っていうのは、階級が高くてお城で住んでる人達さ、その中で働いてるった聞いたぜ、俺は貧民街出身で早々に和国を出たからあんまし詳しい事は知らないけどな」
そうなのかぁ……気になるな和国
ヤブタカがドアに歩いて「そんじゃ俺は配給飯取ってくるから、ちょっと待っててくれ」
配給?そうか、こいつも警察みたいな組織だったから飯が配給されるのか
俺は1人ボッチの空間が続く
こうゆう時に限ってめちゃくちゃ寂しくなる
エルローラと会いたいな……
そんな事を思っていると俺は火薬の匂いを感じた
俺は慌てて防御姿勢を取ると壁が爆発した
ったく!情報ダダ漏れじゃねぇか!
ヤブタカが抜けた瞬間を狙ってきたとなると計画的犯行だな
そうすると出てきたのはヴァネッサだった
「お宝発見!」
このまま攫われるのはごめんだな、やっと帰れる兆しが見え始めてきたんだ、俺が戦闘できないと思ったのかこいつは?
だからと言って殺していい訳じゃない、ここはガッツァ大尉の管理区、殺しはダメだ無力化を狙わないと
俺は魔気を使わないで相手の動きを見る
ヴァネッサが飛びついてきた瞬間、俺の小さい腕でヴァネッサの腕を掴み、そのまま力の流れを利用して背負い投げする
よし想像しただけだが、結構うまく決まったな
ヴァネッサが逆さまになって壁に叩きつけられる「ガハッ!やるじゃない!だけど!」
今度は突入してきた部下がネットを投げてきた
ネットなら壊していいだろう
俺は背中のブースターで縄を燃やす
「ダメだ姉御!こいつめちゃくちゃ強い!」
ヴァネッサは舌打ちして「仕方ない……多少傷つける事になるが……」
そこでレイピアのような剣を抜いた
前に背負っていた斧は対船戦用でこの剣は室内用か!
ヴァネッサは鋭い突きで小さい俺の体の足を正確に狙ってくる
対象は小さいのによく狙ってくるな……だが俺もタダで捕まる訳にはいかない、後1分は耐えれば誰かくるはず
俺は魔気を使いブースターを使い回避しながら拳でヴァネッサの足や手を狙う
俺はレイピアをブースターで回避しつつ、俺はヴァネッサの足を殴る
「うぐっ!チビのクセに重い!」
もう頼むから引いてくれ
俺は頭の中で祈るがヴァネッサは余計に反撃してくる「面白い!ドラゴン!死体でも金にはなるさね!」
今度は足ではなく胸を突こうとしてきた
もう殺る気か……こうなったら俺も!
俺は拳に魔気を溜めて変形させる
そこでヴァネッサが気配を気取り「くそっ!時間切れか……逃げるよあんた達!」
早々に立ち去って行った
よ、良かったぁ
俺がホッとして腰を下ろすとヤブタカが、これ以上にない絶望した顔で居た
あちゃ〜なんか申し訳ない事したなぁ……
どんどん野次馬が集まり俺の姿を見られる「ドラゴンだ!」「そんな本当に居たなんて」「今なら捕まえてトンズラできんじゃねぇか?」
ヤバイヤバイ、この人数でもみくちゃにされたら全員裁ける自信ねぇ……
そんな時だった「全員沈まれぇぇぇぇぇ!!!」
全員がビクッとして早々に退散する
ガッツァ大尉が殺気を出して歩いてきた「なるほどヴァネッサか……」
兵士が走ってきて「ヴァネッサは我々の軍艦を奪い逃走しました!」
ガッツァ大尉が溜息を吐いて「はぁ……ヴァネッサめ、お宝を取り逃がして自分の命を優先したか……まぁよい、おいドラゴン、怪我はないか?」
俺はコクコク頷くと心配する目でめちゃくちゃになった室内と絶望したヤブタカの顔を見ると
ガッツァ大尉は苦笑いして「自分より他人の心配か、本当にどこまでも紳士なのだな君は、大丈夫だ安心しろ、新しい家の手配と修復費用はこちら持ちだ」
俺がホッとするとガッツァ大尉が俺を抱っこしてくる
ちょ、怖い怖い
ガッツァ大尉は笑って「とりあえずここの連中に面が割れた以上危険だから俺の元で過ごしてもらう事になりそうだ、よろしくな」
俺は顔に出てガタガタしていると「ハハハ!本当に可愛い奴だな」
俺の頭をワシャワシャしてくる
た、助かった……オークションに出されなくて良かったよ……




