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新宿  作者: 竹仲法順
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第45話

     45

 2017年5月24日午後3時15分。月井と今村が新宿の街を歩いていると、月井のスマホが鳴り出した。受信ボタンを押して出る。

「はい」

 ――あ、月井君か?

「ええ。……岸間班長、何かありましたか?」

 ――いったん署の捜査本部に戻ってきてくれ。君たちも疲れてるだろうから。

「分かりました。今から戻ります」

 月井が電話を切り、今村に、

「帳場に戻りましょう。岸間班長から連絡がありました」

 と言って署の方向へ向かった。今村も付いてくる。互いに暑さで疲れが出ていた。署までものの数分で着く。ゆっくりと歩いていった。

 午後3時25分。月井たちは捜査本部に戻り、岸間と会う。

「班長。我々は何をすればいいんですか?」

 帰り着いて早々、月井が尋ねる。

「ああ。二人とも空いてる席でパソコンに向かって情報収集してくれ」

「分かりました」

「了解です」

 各々返事をし、椅子に座った。パソコンに向かい、キーを叩き始める。ネットで事件について調べ始めた。特に事件前夜の岡田徹の詳細な様子などを可能な限り調査する。腱鞘炎で腕が痛い。疲れていた。夏の外回りは過酷だ。だが、解放されても疲労は感じる。

 午後4時10分。月井が刑事課フロア隅のコーヒーメーカーからコーヒーを注いで飲む。カフェインで目を覚ました。今村はずっとマシーンに向かっている。平気なのだろう。ほとんど画面に目を向けたまま、ブラインドタッチ状態でキーを叩き、仕入れた情報などを差し込んだUSBに取り込んでいる。

 午後6時に捜査会議が始まるから、それまでに何とか情報を整理したい。各々そう思っていた。月井も今村も踏ん張っている。確かにエアコンの利いた捜査本部は快適な分、作業自体単調で、眠気が差すのだが……。(以下次号)


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