二十七話 写真
いつもの日課を済ませた私は自宅から女神様の泉に行った
泉にニンジンを放り込むと女神様は現れた
女神様「ルシちゃん久しぶり、今日は何の用」
「この世界の動物って時々しか見かけないけど襲ってこないの?」
女神様「この世界の常識は地球の常識とは違うのよ」
女神様が言うにはこの世界には大気中に魔素が含まれていて野生動物は主に大気中の魔素か草しか食べないらしい、
食べても小魚レベルで動物が動物を食べることもないみたい
それで生態系はどうなってるかと言うと、
なんと繁殖力が低く子供は十数年に一度、その代わりに寿命が50~150才らしい
・・たぶん長生きした個体はそのまま神獣となってあの世に行くんだろう
今までは無視していたがせっかくなので見て回ろう・・いいこと思いついた
私は図書館に向かった
マリル「動物図鑑ですか?できますけど」
「ホントッ、ヤッター」
これで動物を見つけたら図鑑ができる
マリル「野鳥図鑑も作りますね」
・・別なのかよ
マリル「どうせなら写真に遺しませんか、新しくわくわく写真館ができたんです」
「わくわく写真館?」
気になった私はとりあえず行ってみた
途中で、両手で大量な荷物を抱えた青年に出会った、あっ落とした
「落としましたよ」
??「すみません、わくわく写真館がすぐそこなので、そこまでお願いします」
偶然にも行き先が同じなので付き合った
??「母さん、父さん、今帰ったよ、ただいまー」
??誰この人?
フーラル「お帰りファクト、隣の人は誰だい?」
「ルシって言います、写真を撮りたくて来ようとしたら、荷物を落としたみたいで・・」
フーラル「おーい、あんたお客さんだよ早くしな、私はフーラルでこっちが息子のファクト」
ファクトは荷物を置いて
「ふ~、疲れた、自己紹介が遅れたね、僕はファクト、手伝ってくれてありがとうルシさん」
??「いらっしゃいませ、店主のシルモです、本日はどのような用件で」
こんな感じの一家で、店主のシルモはいい人そうな男性で、
奥さんのフーラルは世間話が好きそうなよくしゃべる女性だ
息子のファクトは機械いじりが好きで発明家だ、店の手伝いというか品物の修理をしてるみたい
店主の説明によると異世界で写真を撮るのはカメラが主流みたい、
と言っても地球のカメラと違い撮った写真は基本的にカメラの機能アルバム(ほぼビデオカメラ)でしか見れない残念な性能ではなく家具が前提だった
お店にはフレームと言う地球の額縁やポスターがあり家に置くとなんと撮った写真が写せた、
しかも自由に変更可能で、プリクラみたいな色々なアレンジができた
購入した物
お古のカメラ:1400ポイント
ポスター小キュート:2000ポイント
さっそく写真を撮る前にタイチに料理を学ぼう、約束してた
タイチ「料理に必要なことその一として茹でホウレンソウのおひたしを作ってもらう」
そう事前に言われた私はホウレンソウのおひたしを作って持って行った
タイチ「不合格だね素材が悪い、料理にはいいものを使わないと」
色々聞いたが肥料がまだワクワクタウンで売っていないので私の作る野菜は味が悪いみたい、
土が良くないみたい・・最低限土を改善しよう
土は工房アリッサで売ってるので買いに行った
チェーンバス「土なら1ポイントだよ、ただし石混じりだけどね」
「サラサラな土をください」
サラサラな土は10ポイントだった、私はこの土を工房で素材にしてサラサラな畑を作った・・普通の畑? 飼い葉が必要なので・・牧草が溜まっていく
今までの畑からサラサラな畑に移植しよう、
サイコキネシスで土ごと根っこを引き抜いて空中で土を落として移植、
慣れると簡単だった、果樹の木も重力魔法で軽くすれば楽に移植できた
今日の夕食はホウレンソウのおひたしにしよう
明日は今日よりいい日かも




