二十六話 相談
記憶は定かではない、ただ私は宿屋のトイレで嘔吐して魔法使いとラーサにベッドまで運ばれ朝までぐっすりと寝たことしか覚えていない
起きて頭が痛い頭痛がする、今世でもお酒に弱いのか・・
部屋には記録台にタンスに冷蔵庫、イスにテーブルまである、寒い時用にストーブまで置いてあった
時間はたったようでお腹が空いたみたい、食事でも注文しよう
ここは2階のようで談話室まである、本棚とソファーとテーブルが利用できるようだ、一階には受付と厨房と食事用の席があり、置いてある花瓶には黄色い花が活けてあった
そう言えば共用の電話があるので魔法使いに連絡・・魔法使いの家に電話がないじゃん・・
ジョング「やぁ、気分はどうだい、昨日は大変だったね」
私は頭を下げた
ラーサ「食事かい、その前に水でも飲んだほうがいいよ、気分悪そうだし」
「うん、そうする」
私は席に着きお水を待ちながら注文表をめくった
宿屋のメニューは豊富でトマトサンドイッチ350ポイント・目玉焼き220ポイント・チーズオムレツ600ポイント・シチュー500ポイント・かぼちゃの煮物200ポイント・おむすび710ポイントオムライス1320ポイントなどに
飲み物が青汁300ポイント・ニンジンジュース500ポイント・ホットコーヒー440ポイント・ブドウジュース320ポイントなど他にも複数あり季節限定の品もあった
私は水を飲んでから、おにぎりと目玉焼きとホットコーヒーを注文した
昨日は迷惑をかけたので魔法使いに謝りに行こうと考えた、やっちゃった・・
おにぎりを食べて久しぶりのお米の味に感動した、来年は水田を作ろう、目玉焼きも美味しいしニワトリも飼いたい
コーヒーは発酵風車を作らないと・・その前に植えないと・・コーヒーの香りを楽しんでから冷めるまでまった、猫舌だよ
美味しいご飯を食べながら今後の目標を考えた
魔法使いに謝りに行ったがまずは心配された、怒ってはいないようだ、それから少し話をしながら酒場で用があると聞いた、なんだろう?
昨日はお店に迷惑はかけてないしポイントは注文した時に払ったし・・何のようだろ?少し考えながら向かった
バイポー「実は相談なんだが、昨日の店を見てどう思う」
「静かで落ち着いた店だと思うけど・・」
バイポー「静かすぎるんだよ」
バイポーが言うには客が昨日の6人を除けばダウンヒルズ・カークス・パセリ・ダサイがたま~に来るだけらしい、それで張り合いがなく困ってるみたい
クリス「それで客が来てくれるアイデアが欲しくて相談したの、これは良かったら」
クリスさんはホットケーキを持ってきながらそう言った。
「・・マジックショーをやってみるとか」
純粋に今の私が見たい物を言ってみた・・娯楽か・・
「大道芸人に店の前で芸をやらせるとか・・」
クリス「・・ちょっと、合わないかしら」
バイポーは考え込み、クリスは首をかしげた
「・・踊り子とかは・・」
バイポー「うん、それだな」
クリス「いいわね」
ここで私は根本的な問題に気付く、まだわくわくタウンに人がいないよね・・
そう、この町の総人口は50人もいない、酒場も含めて他の店も似たような惨状だろう、もっと発展させないと
ホットケーキに持ってた蜂蜜をかけて食べた、とても美味しかった
店を出ようとすると見慣れないチャイナ服の女性が入店して来た、
??「アイヤー、訪問販売アルよ」
バイポー「あいにく今日も予定はない」
??「この町は商売あがったりね」
「何売ってるの?」
いつの間にか本土から訪問販売が来るようになってた、リーリンと言うこの女性はその一人らしい、まだ若くて同年代に見える
目ぼしい物はないか品物を拝見するとコーヒーの木980ポイントを売ってたので購入した」
リーリン「毎度ありアル」
帰宅するとさっそくコーヒーの苗木を植えてみた・・畑の水やりを忘れてる・・畑は乾いていた・・セーフ
今日の夕食はサツマイモの煮物
明日は今日よりいい日かも




