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第5・6弾
題名「短文」
どうしよう。貴方を考えない時がない。
どうしよう。貴方の姿を探してしまう。
どうしよう。貴方が顔をみせるとホッとする。
心が固まる。貴方に会うだけで。
恋ではないと、断言するわ。
でも、なぜ私は貴方を忘れられないの?
題名「抱くもの」
百年前、ここで五千人が叫び声をあげた。ガイアは雨で汚れを落とした。
今、私がここに汚れを残す。同じようにガイアが、雨で流してしまうかもしれないけれど。
いつかどこかで見た風景。悲しくなる星空。地平線を消す山並み。温かすぎる氷河。
それが理だから、抵抗はしないし、できやしない。自分がいなくなった後のことなど、気にするのは馬鹿らしいけれど。
さあ、ガイアよ。私をその身に埋めて。今、あなたを汚すから。




