概念を得る者
【神獣】存在するかさえ分からない伝説の生物
不死鳥、神龍、玄武、百虎の四体が存在する。
それらの概念を得た者を我々は……と言う。
「はぁ、先程から単調な攻撃で面白みがありませんね。」
「うるさい。」
俺はただ斬りかかっていくだけだった。
東VSローリエ
「さぁ……きなよ。選択肢……。」
私の目の前には何も現れなかった。
「あーあ、もう限界か…。コウ、ごめーん!私じゃやっぱ駄目だったー!絶加が……」
きれる
私はプツンと糸が切れたかのような感覚とともに意識を失った。
サースト【旧サウス】にてダンジョン第六十層唯一の踏破者、アス・ヘロ。絶加、蒸発
神獣の概念を得た最初で最後の女性。彼女は不死鳥の力を有する。
「私、イースト意外と好きだからさ。守るよ。」
サーストに蔓延る魔物を斬り刻み一網打尽にしていく。
「フェスの始まりだ。敵を全て燃焼。レッツ……ファイヤっ!」
サーストが燃え上がっていくがその炎は建造物を燃やさずに敵だけを燃やしていった。
「いっちょ上がりっ。」
蒼炎の乱が起きた直後、ウト【旧ウエスト】にて
「皆の者、武器を取れ!祖国を害する者らを討つために、自身が武器となるのだ…!」
イースト第一王子モロ・イースト。
「ウォォォォ!」
俺の掛け声により兵士の士気が上がるのが分かった。
「行くぞぉぉ!」
俺は鎖に剣がついた武器を出した。
絶加、貸与
北靖騎士団副団長オト・ビーク
「第一王子を殺してしまえばマジで戦争吹っかけてきそうで心配なんですけど……。まぁ、いいか。」
ドカン!俺が魔物と戦闘中、近くの建物が巨大な音と共に崩れ落ちていく。
「ども、第一王子さん。」
一人の男は崩れた建物から落ちていく。落ちているのに何故か無表情でよく分からない人物だった。
「ノースの…北靖騎士団か……。やはりこの反乱はノースの手が回っているんだな。」
「僕は取り敢えず貴方と戦わないといけないんですけどね。」
絶加、音波
「貸、双剣。」「波状強化。」
俺は双剣を用意し、相手は剣に何かを付与しているように見えた。
「イースト四象景律-双。」「ノース四象景律-花。」
互いに構え、見合う………。
「双葉。」「桜。」
キィンと耳に障る金属音が響いた。
「北靖騎士団副団長、オト・ビーク。」
「急に名乗り始めてどうかしたのか?まぁいいか。イースト第一王子、モロ・イースト。」
モロ・イーストVSオト・ビーク
「全員倒したと思ったんだけどな……一人凄いのがいる……!」
魔物を一掃した後、街を歩いているととてつもない気配を感じた。
速っ。突如として攻撃が飛んでくる。そして飛んできたもの、これは……鎖……?
「あなたはどちら様?」
私はこちらに近づいてきた人に話しかけた。
「サク。一応、ノースで冒険者やってるよ。」
「そーですか、では聞いたからには私も。アス・ヘロ。同業です。」
私も適当に名を名乗った。
「いやあ、同業者かー。でもイーストのでしょ?う〜ん……どうしたものか……。」
この人はさっきから何を言ってるんだ……。
「ねぇ、アス。今ここを受け渡すって言うなら僕は帰る。いい提案じゃない?」
「却下。祖国を守るために何とかかんとかって言うじゃん。それにお金貰ってるし。」
私は提案をきっぱりと断った。そもそも承認することなんて絶対ない。
「じゃあ、僕と戦争だ。」
「そうだね。」
アス・ヘロVSサク




