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勇者戦争  作者: sizu.
第三章 南の勇者編
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東南合併国ライン跡地-①

俺らは今、サウスの軍勢を迎え撃つため侵攻していた。

「はっはっはっはっ!!この馬車遅いな!!」前を走る馬車から声が聞こえてくる。この人が第一支部長であるユイガ・ソンらしい。

「馬はもっと気高く!!素晴らしく速いものだぞ!!」ユイガさんが何か言っているのが気になり馬車の窓から顔を出す。すると、前の馬車の上に人が立っていた。手を後ろに組み物凄く背筋が伸びていた。

「あんな人が最強なの……?」俺は窓を閉め、リンに聞いた。

「はい……そうなんですよ。めったに戦いに参加しないので、絶加もいまいち分からないというか……。でも、噂によれば事象を書き換える?みたいな力らしいですよ。」リンもよくわかっていない様子で話す。

「事象の書き換えって………マジで最強じゃん……。」

俺はちーを撫でながら言った。









「ナミ様!!イーストが軍を連れてこちらへと向かってきているそうです!」兵士がテントに入り報告をした。

「分かったよ、それなら始めようか。イーストの終わりを。」僕はテントの外に出る。

「光属性最上位魔法。速光線。」僕は兵士の情報を頼りに魔法を放った。

「ん〜、ずれちゃったかも。」






「ん?今光線みたいのが………」俺が言った瞬間、後ろについていた兵士たちが宙へと舞った。

「は?何が起きて……。」

「来たな。全員!!戦闘態勢に入れ!!」俺が困惑しているとユイガさんが指揮を出した。

「かかれぇ!!」しばらくするとサウス軍の兵たちが見えてきた。

「オラぁぁぁ!!」先程の光線でボロボロの者も何とかなったものも突撃し、剣がぶつかり合う音が響く。

「みなさーん、どいてください。引いちゃいますよー。」前の馬車から一人の男が顔を出す。

「あの人は…確か……」

「第二支部長のコウ様ですね。」リンは俺に教えてくれた。

「戦闘条件。良好なり、良好なり。」コウさんは羽扇を前へ出す。


イースト護衛騎士団第二支部長〈天才軍師〉コウ


「よっしゃ、俺もちょっくら行ってくる。ヤバイ奴がいそうだしな。」シオンさんは馬車のドアを開け飛び降りた。

「えっ、ちょ!!」馬車はお構いなしに進んで行ってしまった。




「オラァ!」俺は馬車を飛び降りてからすぐ兵士を斬り倒していく。

「?!」辺りが突然暗くなったと思ったら、巨大な敵が大剣を振り下ろしてくる。

「やっぱり、いんじゃん強いやつ。」俺は剣で受け止めながら、軽口を叩く。

「フフフフフフ……それは過大評価が過ぎるのでは?」





「今だ!!撃てぇ!!」敵兵士が弓を放った。

「はっ!はっ!はっ!はっ!俺と馬ばかり狙うとは相当モテモテなようだ!!だが!!俺は同性愛など興味はないんでな断らせてもらうぞ。俺とこの馬に攻撃は当たらない!!!」ユイガさんがそう宣言すると、馬とユイガさんに当たったはずなのに弓矢を全て弾いてしまった。


イースト護衛騎士団第一支部長 〈不調律のユイガ〉


「はっはっはっ!!そのまま進め!」ユイガさんが言った直後、馬の顔がバラバラになった。

「ユイガ!!!止めてください!!」

「この馬車は緊急停止できる!!」コウさんが言ったすぐにユイガさんが馬車を止めた。

「今だ!!かかえ、…………」兵士がこちらに近づこうとした瞬間、全員の首が落ちる。

「ご、ごめんなさい!!でも……あんな奴ら、お二人のお相手をするほどの者でなかったので……。」


イースト護衛騎士団第五支部長〈残姫(ざんき)〉フイナ・チョウ


残酷で斬新だが………残念な美少女である……!!!








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