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この世界での俺の在り方について(ボツ)  作者: デミニート
現場への旅とその結果
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盗賊の栄枯衰勢と呪われたアイテムについて

盗賊のアジトに到着して1時間程が経過している。


その間に発見できたのは布切れに近い装備品や、売っても二束三文にしかならないであろう道具類だけだった。


だがまだアジトは広い。

もっと手に入る可能性はあると思う。


このアジトは、元々かなりの大所帯が使用していた場所らしく町が1つ位は楽に入るであろう事は間違いない。


何でも数百人もの盗賊団だったとか。

それはもはや盗賊団というよりも別の武装集団だったのではあるまいか・・・。


だが、そんな規格外の規模を誇った盗賊団も不滅ではなかった。

王国から派遣された騎士団や、名誉と財宝を求めた冒険者たちにより遂に壊滅してしまったらしい。



悪が栄えた例は無いというが、彼らもこの諺からは逃れられなかったと言う訳だな。



まぁ、そんなことよりも家捜しである。

ある程度の安全性が担保されているために、俺たちは手分けして捜索を行っているのだが、皆無言で動いている。


それだけ何も無いという事なんだが・・・随分と荒らされたんだろうなこのアジト。


お・・・曲がってはいるが鋭い短剣を見つけた。


鑑定のスキルは持っていないので銘は分からないが、中々の品だとは分かる。



ん・・・なんかこっちから不穏な空気を感じる。

なんと言うかこう・・・何かから見られているような・・・。


だがそほ方向には壁しかない。


俺は落ちている石で壁を叩いてみる事にして、石を探していると不思議なことに壁がゆっくりと崩れ落ちていく。


その瞬間に全身に得体の知れない悪寒を感じた。

鳥肌が止まらない。

痛いほどに総毛だって居る・・・。


壁の向こう側には沢山の宝箱や壁に飾られた武器や防具が目に入った。


隠し部屋か・・・確かにアレなら未発見でも不思議は無いか・・・?



皆をいったん呼び出して鑑定を行っていくとしよう。



まず、俺が最初に発見したこの曲がった短剣だが、こいつはハルパーというらしい。


曲がってるのではなくて元からこういった形らしい。

敵に引っ掛けたりして使う武器のようだ。


他にはクトネシリカというカタナやプラハという魔素を帯びた剣、ハラダヌ(弓)、ガボー(槍)、テュルソス(杖)、サークレットやバーゴネット、キュイラス等々・・・。


多数の装備品が隠されていた。

中には明らかに有り得ないほどの存在感を持っている武器があったりもした。



そしてさっきから気になっている、鎖で雁字搦めになっている宝箱・・・。


鎖をエネルギー弾で破壊して中を改めると・・・一振りの短剣が出てきた。


見た目は綺麗な短剣である。

水晶が柄の部分に嵌め込まれていて、鍔は象牙・・・?



なのに、禍々しい気配を発するこの短剣は・・・アゾットというらしい。


持つだけで鳥肌が出る・・・。

アゾットってどこかで聞いたことがあるような・・・?



それよりも、よくもまぁこんなとんでもない武器防具を隠しておけたものだ。


さすがにこれ以上は高望みのし過ぎかもしれない。



この後、俺たちはこれらのアイテムの運搬に難儀する事になるのだが、そこは割愛するとしよう。



帰り道では何度か戦闘が起こった。


鹿のような魔物が複数で襲ってきたのだが、さすがに武器が凄かった。



まるで水を切り裂いているように抵抗なく敵の肉を切り裂くのだ。


敵の突進上に刃を置いておくだけで勝手に自滅してくれるので、楽なことこの上ない。



そして、アゾットも凄い。

何故か肌身離さず持っていなければならないという強迫観念に囚われるが、なんとこの短剣は念じながら振るうと傷を癒せるのだ。


とんでもない武器である。


それに防具もあってか、安定感が桁違いに高い。


あの大きな角で突かれても、息が詰まる程度で済むのは非常に大きい。

以前ならそれだけで死亡の危険があっただろう。



後は全員に小ぶりな盾が行き渡ればある程度は安全に修行ができそうだ。



俺たちが発掘した全ての装備品を、神殿に運び込めたのは日が暮れてからのことで、食事が出来たのはそれから更に1時間ほど経過してからだった。



ところでアゾットなのだが、これを手に入れてから誰かに見られているという感覚が更に強まった。


コレも呪われているのだろうか?


・・・何事も起こらないことを祈っているしか出来なさそうだが。



当然、そんな祈りは通じることが無く異常が発生したのは、俺が眠りに就いてからの事だった。

今回登場した武器の中で、一部私の勝手な創作になる部分があります。


しかし、武器ってのはなんかワクワクしますね?w


武器が擬人化とか胸アツなんですが、そんな本とかないだろうか・・・。

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