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この世界での俺の在り方について(ボツ)  作者: デミニート
現場への旅とその結果
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滅びた町と生き残りについて

俺達がようやく遠くに町を発見したのは6日後だった。


この6日の間に野生の獣に襲われた回数は実に50回を超える。



あれを動物と表現して良いものかは議論の余地が大いにあるとは思うが。


腕が4本ある熊らしき生物、大きな角を持つ猪っぽい生物、足が8本ある巨大な馬等など・・・



武装していなければ抵抗すら出来そうにない凶悪な生き物が多かった。


何せ文明の利器たる銃が非常に効きにくい。


エネルギー弾を10発は当てないとよろめきもしないのだ。



かと言って白兵戦なんて挑もうものなら瞬殺されるのは明白だった。


生物兵器が居なかったらと思うと未だに鳥肌が・・・。



そんな恐ろしい思い出を回顧してないで早く町へ行こう・・・。




結論から言って発見したのは『町』ではなかった。


これは廃墟と言うのだろうと思う。


激しい戦闘があったらしく、崩れ落ちた建物や損壊の激しい遺体が多い。


同時に焼け落ちた建物もあるし、矢が刺さったままの遺体もあることから人間同士の戦闘と思われる。



なにがあってこんな虐殺が起こったかは分からないが、これは問題だろう。


もしかしたらこの町を襲った連中が付近に居るかもしれないのだ。


さっさと撤収すべきだろうと思い、彼女へ提案しようとした時に気がついた。



・・・とんでもない濃度の魔素の残滓を感じる。


これはまさか魔法を使った痕跡ではないのか?

だとしたら・・・どうなるのだろう。


この大陸は海底に沈んだとされているが、海底調査ではそれらしき遺構はほとんど発見されていない。


ムー大陸とは異世界に呑み込まれたのではないのか?


そうだとしたらここはあちら側なのではないのか?


違うとしたらなぜこんな魔法の痕跡があるのか?




確証こそないが、多分ここは地球ではないどこかなのだろう。


森で出会った生物は魔素に適合した動物が進化、若しくは変態した姿とも推察できる。


少なくとも、魔法を行使できる何者かが存在するのは高確率であろう。



俺もこれだけの魔素があれば多少は魔法を使えるが、戦闘に耐えられるものではない。

精々が火種を起こしたり、水を出すとかの生活用の魔法だけだ。


どの道、滅んだはいきょに居ても仕方ないだろう。



誰かが戻ってくるかもしれないし一刻も早く撤収しなければ・・・って彼女は何をしているのだろう?


生物兵器と一緒に瓦礫を動かしている。



俺は3人に近づき、何をしているのか質問したのだが要領を得ない。



何でも彼女には声が聞こえたらしいのだが、他の2人は聞いていないらしい。


彼らの聴覚は俺達より鋭敏だ。


戦闘に特化するため、視覚や聴覚は鋭い。

代わりに痛覚などは鈍いのだが・・・。



そんな彼らに聞こえなかったのなら気のせいではないかとも思うが・・・?


俺も手伝って瓦礫を撤去すると、果たして彼女は正しかった。


腕が見える・・・女性と思しい細腕だが僅かに動いている。


生存者が居るとは予想だにしなかったがとにかくここは救助すべきか。




しばらくして救助した女性は・・・猫耳を持つ獣人だった。

やはり異世界といえば獣人ですよね~~。


そして獣人といえば猫耳であります。


彼女がこれから物語にどう絡んでくるかはまだ未定なのですが・・・。

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