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散文  作者: みけねこ
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視姦

 ジョセフ・コーネルの話をするといささか自分自身もそれと同じような気がしてくる。

 コーネルは障害のある弟の世話をしながら箱の中の世界を作り続けた人だ。彼は弟とともにニューヨークのある喫茶店で通りや広場を眺める。朝食をするのでも昼食にするのでも同じことだ。弟とテラスで食事をしながらある女性を視姦し続けるのである。ある女性とは、特に定まっているわけではない。大体2ヶ月ぐらいは同じ女性を視姦し続けるのだ。そして、気が変われば別の女性を視姦する。それが彼の日課だ。声をかけたり、近づいて見るたりするわけでもない。彼はいつも同じカフェのテラスに居座り、そこを動かず、好みの女性を眺めているのである。

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