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散文  作者: みけねこ
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さきゆき

 墓地の景色を見たとして何も思うことはなかった。雑木林が背面を覆って、辛気臭さを余計に漂わせている。しかし、そんなことより小野は暮れていくそれらの景色を見ながら進歩のないこの時間を憂いた。

 私は何者だろうか。

 彼の中では常にその問答を繰り返した。将来という問題に関してなんのイメージも沸かず、今という時間を味わうことが唯一の彼の楽しみだった。私は何者にもならないけれど、今の私は仕事をしながら生きている。

 と、それだけでどうにか自分の精神を維持していた

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