「赤い光」(妹の記憶)
以前に書いた「赤い光」の話。
このあいだ、妹に会った時に「あの時ってこうだったよね?」と確認してみたら、妹の記憶は私のものと少し違っていた。
私の記憶では、火の玉の大きさは「ペットボトルのキャップ」だったはずだ。
だが、妹の記憶ではこうだった。
初詣に向かう車の中で寝ていた妹は、私に「起きて! 起きて!」と揺さぶられて目を覚ましたという。すると視界が一面、大きな赤い光に包まれていて、「UFOだ!」とパニックになったそうだ。そしてその巨大な光はどんどん小さくなり、最後は海へと沈んでいったのだという。
私の「小さくて不思議なペットボトルのキャップくらいのUFO」に対し、妹は「一面を覆う巨大な光のUFO」。
規模感こそずいぶんと違っていたが、共通していたのは「あの光を二人ともUFOだと思ったこと」だ。
同じ車内で同じ現象を見たはずなのに、なぜここまで記憶が違うのだろう。
真相を確かめるため、次は姉に確認してみるしかなさそうだ。
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