明日は
碧野大正を中心とした日常で起こる出来事を解決していく群像劇です
碧野大正
周防瑠璃
藤野狼牙
朝乃謳歌
朝乃藤虎
秋野勝
金曜日。今日は課題を決める日。ここの学校は勉学の課題は今日にうちに済ませる。宿題は各自出されて、その日のうちに提出しないと帰れない。課題は人それぞれ。それでいいんだったら、テストになった時にちゃんとできるよね?というとてつもない圧を課題を手渡しする時の笑顔が恐ろしく怖い。
今日はとても気分がいい。自分の課題、碧野大正はずっと持ってる課題の提出物。これだな。
「え?碧野。これダメ。」
え?なんで?課題ってそういうことじゃないの?
「なぁ、碧野。確立した方法って何ダメなのか知ってるか?」
「はぁ〜。ごめんなさい。これ“気付き“が少ないからやっても意味なんですか?うわ〜。どうしよう。」
「はい、頑張ってな〜。簡単に帰さないの。そのための“課・題“な。」
「はい。わかりました。」
もう瑠璃ちゃんは帰ってる。待っててくれないんだろうな。
「なぁ、大正。ちょっと聞きたいんだけど。いいか?」
前の席のモテない男、秋野勝が話しかけてきた。
「うん、今傷心中なの。何?」
「なぁ、勉学と部活ってなんの意味があるの?」
哲学か。
「いや、帰宅部でも課題の提出できるだろ?何かやりたいことないのか?」
「俺はバイトしたいんだけど。ダメなのか?」
「バイトは勉学と関係あるか?バイトでなんの関係があってだな…」
「ごめん、できた。」
「何ができたの〜?僕疲れるわ〜。」
「うん、パソコンの勉強な。」
「やめろ。絶対に部活に入った方が帰宅部より数倍いいぞ。部活にしろ。」
「あー。うん?それでいいの?」
「あのな、部活でお金稼ぐはどうなんの?管理された時にどう思うの?」
「いや、それじゃあ瑠璃ちゃんはなんで帰れたんだよ。」
「もうできてたの。もう僕はその課題….あー。俺抜けるわ。お疲れさん。」
「おい!ちょっと待て!ちょっと待てえ!」
「聞くばっかりはモテないの。」
「先生、パソコンで勉強は何がダメですか?」
「課題で何を集中的に鍛えるかぐらいは書いてね。目標設定な。簡単にフワッとした課題の取り組みってフワッとしかできないから。理論的な論文書くには何いるんだ?」
「分かったか?」
「もう俺、モテなくていいから!教えてくれって言ってんの!」
笑い声が聞こえてくる。決まったな。
先生の前で課題の内容を書く。うんうん。それね。と少し笑いながら提出を許してくれた。
「碧野。もうちょっと確実な方法書けよ。でもそれでいいからな。モテるぞ。あいつ。」
「先生!私もできました!帰っていいですか!?」
「はあ〜?俺待って。なんか言ったのか?なんなんだ…。」
課題の提出物は論文形式。簡単で確実な方法や技術。その方法と技術を裏付けるための間違っている方法や技術の反論や反証の解決できない問題の提起。それを考えた上での自分の方法と技術の正しい考え方。
僕の課題は正証と反証を作る課題に決まった。
瑠璃ちゃんはもう寝てるかもな。ずっと何かを詰めてるし。今は話かけるべきじゃないか。
部屋の電気がついていない。明日も何かするって言ってたみたいだし。
明日は土曜日か。買った本、早く読まないとな。古本屋にでもいくかな。
明日は何でしょうねー?




