二三劇目 「尻尾が素数で増えていくっ!?あぁ、似たような神父さんがいたなぁ」
ネタ多めのです。
作者(つまり俺)イジリあります。
「名工って事はそれ作ってもらうのにも結構お金が掛かっただろ?リリラルのギルドは、劇場以外残酷ピエロに根こそぎ奪われたのにどうやって買ったんだ?」
するとリリラルはクスクスと冷笑した。
「一回夜のお伴をしたら、お代はチャラにしてくださったのですワ♪」
おい!!
アウトだろ、それ!!
俺は主人公として作者にそうツッコミを入れたが、リリラルは冷笑を浮かべながら話を続けた。
「本当は黒乳を飲んでない幼女の方が良いって仰ったのですワ。でも、ほら、黒乳を飲んでいないと、私シャイですので♪」
だからアウトだって!!!!!!
全年齢向けだぞ!!!!!!!!
18禁に行けよ!!!!!!!!
俺は止まらない作者の暴走に押されつつも、どうにか主人公としての立場で苦言を呈した。
そしてその名工の二つ名を、再確認するように口に出した。
「メイド錬金魔術師・・・」
しかもダークエルフってダークって二回言っちゃってんじゃん。
お前センスないだろ。
というか世界観濃くなりすぎるから、一章では出すなよ?
俺は主人公として作者にツッコミを入れ、気を取り直した。
☆
俺はリリラルの”十三”に別れる尻尾に目をやった。
「どうして13なの?しかもさっき良い黒乳だったら17になるって言ってたけど」
「そうですワ♪」冷笑しながらリリラルは答える。
「キツネは獣人の中でも魔力が高いんですワ♪その魔力の量は顕著に身体に影響を与えて、尻尾の数が増減するのですワ♪」
そこでアスカがブルマのゴムをパチンとさせる。
「聞いた事がある。そして確か、貴君らは素数でその尻尾の数を増やしていくらしいと」
「またまたご明察♪よく知っていますワね」
素数?
いや、まさかな。
俺はパロディのギリギリを攻めてきそうな作者の覚悟のようなものを察知する。
そして嫌な予感をさせながら尻尾の増える意味に耳を傾いけた。
「な、なんで素数で増えるの?」
するとリリラルは冷笑しながら答える。
「私のおばあちゃんはその尻尾の数の増え方には特別な意味があると言っていましたワ♪『素数は1と自分の数でしか割れない孤独な数。我々キツネ族に勇気を』」
ダメダメダメ!!
そういう神父さん集英社に居たから!!
ダメ!!!!!!アウト!!!!!!!
本当怒られても知らねえからな!!!!!!!!!!
俺は主人公として、最大かつ壮大にツッコミを入れて早急に話題を変える事にした。
「あれ?だけどよ、九尾狐というのも居んぞ?あれは素数じゃねえな」
マリアは胸をタユンとさせながら、尋ねた。
「あれはそういう名前の魔物ですワ♪私たちとは縁も縁も縁もタニシもありませんワ♪」
リリラルは冷笑しながら、例え話を続けた。
「カリフラワーとブロッコリー、バターとマーガリン、理容師と美容師、田村亮と田村亮子くらい違いますワ♪」
「・・・お、おう。な、なるほどな」
俺はなんで異世界のキツネの獣人が、俺の世界に存在した“お笑い芸人”と“元柔道家”を知っているのかをどうにか流し、理解を態度に示した。
「あ、そろそろ魔力が元に戻りますワ♪」
八頭身美女ならぬ八頭身痴女と化したリリラルは、コホンと改まると
「戻る前に宣戦布告ですワ♪」
と男装娘とブルマ軍服娘に対峙した。
「な、なんだ突然」
「貴君、どうした」
と謎の緊張感がその場を支配する。
「夫は絶対に渡さないですワ!!!」
そして下乳をはみ出させた大きな大きなスライム乳の谷間に、俺の顔を深く埋め込んだ。
ムニュニュニュニューーーーーーン
い、息が出来ない。
☆
たった一枚の布切れで、その柔らかさはほぼ直で伝わっている。
俺は有難い苦しみの味わっていると、二人が真っ赤な顔をして騒ぎ出した。
「き、き、き、貴君っっっっっ!!!!!!ズルいぞ!!!!!」
「そうだぞ!!!!というか俺だけ全然リード出来てねぇ!!」
その瞬間。
ボワンッ
俺の顔を包む胸とそれを有する八頭身痴女は、白煙を噴出。
「ゴホッ、ゴホッ!!」
そしてその煙の中から、自分の出した白煙に噎せながら、俺の腰あたりまでの身長しかない見覚えのある猫耳幼女が現れた。
「リ、リラルル!!」
自分よりも大きなリュックを背負い、「にゃにゃにゃ」と言いながらネコ耳をクルクルさせている。
「ごほ、これ戻る時の煙どうにかにゃんにゃいのかニャ」
その屈託のない感じが、俺を安心させる。
まぁ、あれもあれで良かったが。
リリラルはネコ耳をピンとさせ、「どうニャ!」と真っ平らの胸を張った。
「強かったニャ?ラルも役に立つニャ!!帝都で試しに“魔女ランキング”っていう、魔導師の優劣を決めるのに登録したらニャ。そしたら“上位”って認定されたのニャ!!スキルだとS級と同じらしいニャ♪」
そして「にゃ〜にゃにゃのニャ〜」と嬉しい時に出る鼻歌を歌った。
S級と同じ魔女“上位”。それはなかなか頼もしい。
だが・・・。と俺らは別の心配事に意識を向けた。
「き、貴君。それ以外の、変身している時の記憶はあるのか?」
ブルマのゴムをパチンとさせ、アスカがその心配事を尋ねた。
「特に戦い終わってからの記憶はねぇのか?」
マリアが胸をタユンとさせ、続いて尋ねる。
「にゃにゃにゃ?・・・じ、実は、あまり記憶がないニャ」
ネコ耳をクニャっとヘタらせリリラルが白状した。
「うにゃにゃ〜・・・、何か変な事しちゃったかニャ?」
猫背気味に周りを伺うように、俺らの方を見ると俺らは一回顔を見合わせ空気を読む。
「い、いや!!!何もねぇよ、なぁ?」胸をタユンとさせてマリア。
「何も無かったのだ!!」ブルマのゴムをパチンとさせて、アスカ。
「強かったよリリラル!!マジで驚いた!!」と俺。
しかしその不自然さにリリラルは「にゃにゃ〜?にゃにか変ニャ」と訝しむ。
「ちょっと自分で思い出してみるニャ」
そう言って腕組みをしてギュッと目を瞑ると、しばらくネコ耳をクルクルさせた。
「マズい!!」
「貴君!!止すのだ!!」
「そうだぞ!!シャイなチビ助の状態で思い出したりなんかしたら!!やめろって!!!」
俺らの制止を振り切って、思考回路を記憶野探訪に振り向けるリリラル。
そして「にゃにゃ!!!」と耳をピンとさせた。
どうやら思い出したようだ。
「あちゃ〜・・・」
俺らは両手で頭を抱え込んだり、眉間を撫でたり、頭を掻いたり、思い思いに気まずさを露わにする。
リリラルはというと。
全血流を集中させ、後ろの陽の落ちる夕焼けよりも、赤く赤く顔を染め上げ。
顔から湯気を出して、「ふニャ〜」とその場で卒倒した。
少々変更点が。
リリラルの一人称。少女→幼女。鼻歌好きの設定追加。
それぞれのキャラの語尾を変更。
特にマリアの性格。真面目→男勝り大雑把。
次回キャラ紹介などを割り込ませるかもしれません。
話は片翼天女の住む山間の村に進んでいきます。




