二二劇目 「漆黒の大鎌を作ったのは錬金魔術士っ!?ダークエルフのレズビアン。つまり百合っ!?」
リリラルが幼女から八頭身痴女に変化した経緯などの解説回です。
俺たちは彼女の圧倒的な強さに言葉を失っていた。
すると八頭身の美麗な痴女に変化したリリラルは地に降りると、俺らの方に駆け寄る。
「み、見事と言うしかないな。き、貴君は本当にあのリラルルか?」
とブルマのゴムをパチンとさせながらアスカ。
「うむ。リラルルがこれほど強かったとは・・・。俺など足元にも及ばない」と胸をタユンとさせながらマリア。
その賞賛の言葉を完璧に無視して、リリラルは俺の胸に飛び込んできた。
「アナタ〜♪」
そしてトロンとした表情で喉を鳴らしながら、その身体を擦り付けながら甘えはじめる。
抱き心地の良いしなやかな括れと、スライムのような形の良い巨乳が俺の上半身と密着。
雄の理性飛ばすようなフェロモンを項からこれでもかと拡散させながら、俺は「これはリリラルなんだこれはリリラルなんだ」と念仏のように唱えながら、頭の中を元気なネコ耳幼女の姿で一杯にし、どうにか理性を保っていた。
「なっ!!てめぇ離れろ」
「そうなのだ!!抜け駆けなしと言ったのは貴君なのだぞ」
と二人の女子が喚き出した。
するとそれに冷たい視線を送り
「なんですの?この殿方は私の夫ですワ?部外者は口出ししないで欲しいですワ♪」
と口を尖らせて「アナタ怖いですワ」とか弱い振りをして、俺の胸元にその身体を擦り付ける。
「てめ、やめろ!!女狐!!」
その言葉はまんまだぞ、マリア。
☆
「まぁ、確かにリリラルの耳を撫でたのは事実だけど。でもそれは文化の違いってやつで、な、無かった事になったんじゃなかったかな」
なんだかあんまりな言い方だったが、知らなかったものは知らなかったし、リリラルもその事を理解してくれたのは事実だ。
すると「酷いですワ!!」と顔をあげ、上目遣いで俺を直視する。
下唇を噛みながら、その大きな銀色の瞳には一杯に涙を溜めていた。
男が一番弱い表情とセリフだ。
俺はもう一度「これはリリラル」と頭の中で100万回唱えた。
「獣人にとって耳を触るというのはとても恥ずかしい事なのですのに。秘め事よりも恥ずかしい事ですのに〜〜。コーーーン!!!」
いや、コーン、ってもうネコの要素一切無いな!!!!!
又しても俺の胸にグリグリと顔を埋める。
「貴君、嘘泣きも良い加減にしたまえ!!」
「そうだ、ただ甘えたいだけだろ!!」
「バレましたワ」と顔を上げるリリラル。
ええええ!!!!!嘘泣きだったの?
きっと女同士ならばわかるのだろう。
男にはワカンネ。
閑話休題。
ネコ要素が完全に廃され、改めて狐の獣人と気づかせられるその尻尾は、巧みに彼女のほぼ足りてない着衣を隠す。
それもそうだ。もともとは俺の腰あたりの背丈の女の子が着ていた服なのだから。
そしてその13に別れたその狐尾を見て俺はふと尋ねた。
「普通九尾じゃないの?」
するとリリラルは尻尾の一つで口元を隠し、ふふ、と冷笑。
「九尾など雑魚ですわ」と一蹴した。
「尻尾の多さは魔力の多さと思って頂いて結構ですわよ。もし黒乳がもっと良いものだったなら、そうですわね、17本には生えますわ」
「黒乳?」
ああ、あの牛乳瓶に入った黒い飲み物か。
するとマリアが胸をタユンとさせて「聞いた事がある」と会話に参加した。
「魔女やお前のような者の為に魔力を増加させる飲み物があると」
「それにその漆黒の大鎌」とアスカがブルマのゴムをパチンと弾きながら、リリラルの高くなった身長と同じ長さほどの大鎌を指差した。
「練金魔術師に頼んだと言ったが、名工バルディアの作ではないか?」
するとリリラルは冷笑し「ご明察ですわ♪」と答えた。
「めいこう、バルディア?」
「ああ、名工は私の雷皇のような異名だ。二つ名は“メイド練金魔術師”のチハルだ」
「メイドってメイド服着てるって事?」
「見た事はないがそうらしい」
だよね。
じゃなきゃメイド+練金魔術師って職業二つになっちゃうし。
俺はもう一度「服装+職業」という二つ名のルールを思い出した。
「帝都でも5本の指に入る名工で、エルフ族の中でもダークエルフと呼ばれる種族のレズビアンらしい」
とアスカが驚愕の事実を告げる。
はい、作者の悪ふざけが始まりました。
もう一度聞いてみましょう。
「な、なんだって?」
「“名工”メイド練金魔術師チハルは、ダークエルフの百合っ子ちゃんだ」
閑話が休題出来てねえじゃねえか。
次回もリリラルの変化をイジる解説回になります。




