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二一劇目 「獣人幼女が八等身痴女に変化っ!?漆黒の大鎌でサイクロプス瞬殺っ!!」

リリラルが謎の液体で、八等身美女ならぬ八等身痴女になります。

サイクロプス^o^オワタ

サイクロプスが棍棒を引き上げると、そこには残っていなかった。

リュックの残骸、血痕、あの小さな体すらも。



「え?」

「何も無い?」

「って事は回避したのか?」

「まさか、彼女はスキルオーナーでもなければ、第三言語も使えないのだぞ?」

「あの鎌だって、重たそうに引きずっていた。そんな隙あったのか?」

そこで一同はあの液体を思い出す。

と。

同時に。

「こちらですワ♪お間抜けさ〜ん」

という扇情的で挑発的な声が、遥か上空から聞こえた。





「こっちですワ〜〜、こ・っ・ち♪」

あっは〜ん、と言いながら、腰まである長い銀髪を掻き上げる。

その様は生きとしいける雄全てを興奮させるほど、官能的だった。

目鼻立ちは猫顔、いやキツネ顔と言える。ミスキツネコンテストが存在したら圧倒的な票数で優勝グランプリを獲得できそうな程、美しく魅力的な造顔をしていた。

頭には猫ではなく、しっかりとキツネの耳が備わっていた。

大きくて若干つり上がった瞳も、髪と同じ銀色。

その体躯は、ぼんやりと薄紫色のオーラに纏っている。

「あれは、リリラル!?変化へんげしただと!!??しかもあのチビ助の服じゃ、あんな八身等・・・ほら、とんでもない格好してやがるぞ」

「ダーリン、見るのではない!!目がやられるぞ、別の意味でな」

俺の近くで二人の女子が、その服装にツッコミを入れていた。



他に心配する事があるだろうに。



その着衣した姿は、簡単に言うと、子供服を無理やり大人が来たようなサイズ感だ。

どうにかこうにか身体を隠しているが、それが逆に彼女の持つ見事なスタイルを煽り立てている。

ボロボロのシャツは、胸元までの丈しか存在しない。というか胸元も隠せずに下乳したパイを露出させている。スカートは布切れを巻いただけとも言える短さ。局部をギリギリ隠すだけで、腹部からのしなやかな服直筋のラインとお尻の丸みもバッチリと露出させている。そのアウアウなほぼ裸体とも言える格好を、尾骨から生やした13本の長い狐尾をうなうなと漂わせ、色々と隠しているといった絵面だ。



確かに死ねるエロさだな。

尻尾が無かったら、鼻血出して死んでたわ。



漆黒色の鎌は地面と平行に、水面に揺蕩う木の葉のように上下運動を繰り返す。彼女はその柄の部位に、長く美しい脚を組みながら腰掛けていた。

「一つ目様、こっちですワ♪」

相手が雄なら敵にまで様をつけ、語尾が「ワ♪」になるは仕様なのだろう。

彼女は甘く吐息のような声色で、誘うようにサイクロプスに手招きする。

その身のこなし一つ一つに、余裕と色気がたっぷりと注がれていた。

本当にリラルルだろうか。

屈託の無い可愛さも。

喜怒哀楽を全身で表現していた溌剌さも。

無垢さも、健全さも、陽気さ。

彼女の持つ雰囲気からは一ミリも感じられず、それらの全てと正対するものを見事に兼ね揃えていた。



セクシー女優として売り出したら、一瞬で殿堂入りし記憶にも記録にも残るような伝説の女優になれそうな。



陰鬱とした不健全な痴女。



彼女はそれそのものだった。





「ガフーーーーーーーーーーーー」

サイクロプスは地鳴りをさせながら、地を踏み鳴らした。

敵を仕留め損ねた事に立腹しているのか、はたまた彼女の官能的な姿に興奮しているのか、「ガフガフガ」と鼻を鳴らしながら、棍棒を振り回していた。

「あはははは♪鬼さんこちら、手の鳴る方へ〜〜〜ですワ♪」

鎌に腰掛けた状態で、宙を自由自在に飛び回るリリラル。

「援護は・・・、要らないよな」

「うむ、ここは彼女の手の内を見てみよう」

「同意する」

俺らはしばらく彼女の攻防を傍観することにした。

リリラルは漆黒の大鎌に腰掛けながら見事な滑空で、サイクロプスの攻撃をかわす。

奴の攻撃は力任せに棍棒を振り回す、直線的なものだ。それ自体は避けるのは難しくなさそうでもある。

が、しかし。

彼女はその危険を楽しむかのように、全てをギリギリのところで回避している。彼女の顔は愉悦の浸かるように歪んだ笑みを保ち、興奮のあまり瞳孔も開いている気がする。

「はぁ〜〜〜〜♪ヤバい、愉しいですワ♪」

文字通り危険な女。

しばらくすると、さすがのサイクロプスも疲れたのか、棍棒にキレがなくなる。空を裂き、風を斬っていたそのスイングに唸るような音が小さくなる。

「あらら、もうヤワになっちゃったのですか?お早い殿方は嫌われるのですわよ?」

手を口に当てて、戯けたような表情を作る。

「だったら今すぐに逝かせてあげますわ。そうですわね、お早い方は」

としばらく指を口元に当て、思考。

「八つ裂きの刑ですわ♪」

とクスクスと冷笑しながらそう続けた。

するとそれまで腰掛けていた鎌がフワリと彼女から離脱する。

が、その体勢を崩すでも無く、宙で腰掛けたまま扇情的な余裕の表情を浮かべ指をパチンと鳴らす。

すると、俺の背筋がぞっと冷たくなった。

マリアとアスカもそうだろう。

彼女達の表情も、一変する。



ザザザザザンッッッ!!!!!!!!



真に良い切れ味の斬撃はまさしくこの事を言うのだろう。見事な残響が心地良く俺の鼓膜を揺らし。

それと同時にサイクロプスのその巨体を貫く光の筋が、奴の体躯を弧を描きながら何周か廻る。



そしていつの間にか漆黒の大鎌は、八頭身痴女に変化したリリラルの尻の下には敷かれるように舞い戻っていた。



「バイバイですワ♪」



彼女は不敵に笑みを零す。

そしてもう一度指をパチン。



「ゲウェエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!」



彼女が指を鳴らした途端。

サイクロプスはその身体から青い鮮血を噴射させながら、断末魔を叫んだ。

身体がバラバラになり、大地に身体が崩れ落ちる。

するとサイクロプスは灰となって、その命を風化させた。

魔物が絶命した証左だ。



その灰の中で上空に浮かぶ魅惑的なその女は、冷笑を浮かべながら肩を竦めていた。

ちょっと長かったから二階に分けようと思いましたが

一回で更新しました。

出来る限り最強描写をしたつもりですが、伝わってなかったらコメください。


次回は、リリラルの姿に対してツッコミまくるネタ回&設定説明回です。

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