一九劇目 「片翼天女はバブリーキャラ?ワンレンボディコンってラノベキャラだけど大丈夫かよっ!?」
更にメタギャグに拍車をかけてみました。
片翼天女の二つ名を激白します。
俺らは食事を終えて、旅の準備を終える。
兵舎を後にすると、「全員敬礼」とアスカに対する別れ惜しむかのように、彼ら50人ほどの軍服姿の男達は、見えなくなるまで敬礼をしていた。
「でも良いの?アスカはギルドの長でもあるんでしょ?」
集団武苑という、ギルドを率いていた彼女に確認をする。
アスカは裸エプロンから軍服にブルマといういつもの姿に着替えると、お尻に食い込んだブルマのゴムをパチンと鳴らして「良いのだ」と簡潔に答えた。
「彼らは彼らでやっていける。私がそう訓練した。彼らは強者だからな」
と我が子を誇るように胸を張りながら答えた。
なぜアスカは仲間と決別をし、リリラルは俺が旅をし、マリアは人形にされていたのか。それは全て残酷ピエロを倒す為だった。
歌姫セルフィスを連れ去り、忘却街の悉くを奪ったギルド”最終戦線”の長。
そしてS級のスキルオーナー。
奴を倒す為に、俺は片翼天女を次の仲間にするべく兵舎を後にした。
☆
「あ、そういえばもう一回聞くけど、片翼天女ってどんな格好してるの?」
俺は尋ねた。
マリアに魔石を埋め込んだ敵は「スク水死霊魔術師ジェリカ」、ここにいる“雷皇”こと「ブルマ軍曹アスカ」。
名の知れるスキルオーナーは、「格好+職業」の二つ名の後に名前で呼ばれている。片翼天女も以前聞いたのだが、忘れてしまったのだ。
態と、な!!!!!!!!!!!!
実はしっかりと覚えている。
彼女は『ボディコン片翼天女』。
だが!!その格好は、この作品では浮いてしまう。
もう一度作者にチャンスをやろう。
この萌えの流れを、80年代のバブリーな装いでぶっ潰すわけにはいかない。
そう、主人公として見過ごせん!!!!!!!
「えっと何の”片翼天女”だっけ?」
『・・・・・・・・・・・・・」リラルルは耳をペタリと頭につけて話を無視。
「・・・・・・・・・・・・・」マリアもタユンとさせず胸の前で腕組みをして、顔を澄ましてシカト。
「え?話聞いてる?」
「・・・前に言ったニャ」
「忘れたのか?もう教えてやらん」
なんか怒ってるのか?
朝の一件からなんか冷たいな、この二人。
俺は別にアスカには何もしてない。
あぁ、顔洗ってる時に肘が弾乳に当たったか。
あと、二人を差し置いて朝飯美味いって言い過ぎたか。
ずっと裸エプロンだったしな。
「でもその程度じゃないか?」
「十分すぎるニャ。ザゥの鈍チンッ!!」
「そうだぞ、スカタン」
スカタンってなんだよ。
☆
「知らないなら教えて差し上げよう、ダーリン」
機嫌の悪い二人に見かねてアスカが言った。
お尻に食い込んだブルマのゴムを、パチンと直す。
「彼女の二つ名はだな」
作者。
勝負だ。
「ボディコンワンレン片翼天女マリアベル、だ」
何 か 一 個 変 な の 増 え て ん じゃ ね ー か!!!!!!!!!!!!!!
「え、ええっと?ま、前はボディコンだけじゃなかったっけ?」
それにはリリラルとマリアも、俺の疑問に同意した。
「そうニャ!!ボディコンだけだったニャ」ネコ耳をピンとさせ主張。
「うむ、俺もそう記憶している」胸をタユンとさせて後に続く。
「そうか?でも一番最後に奴に会ったのは、私だと思うぞ?その時はワンレンボディコンに、肩パットを入れたジャケットを着てジュリ扇を持っていた」
お前どうかしてるだろ。
言ったからには責任持ってちゃんと描けよ?
俺は主人公としての最終警告をし。
「あ、じゃあ。仲間にしに行こうか」と歩みを進めた。
次回は魔物討伐回です。
今回はサイクロプス。
今まで戦っていなかったリリラルが大活躍します。




