上海楼war5
明日が来なければきっと幸せになれる。そう思うようになってしばらく時が経った。
しかし、ここ数日間のうちに与えられた時間。
考える余地がある時間を過ごせ
他人の愛情がこんなにも愛おしく、頼りがいのあるものだとは。
少女は目が覚め夢の中ですら求めていた自分に気づく。
頬に涙が流れ落ちる。
ガチャリとドアが開く
そこには少女が望んだ未来とは真逆のものだった。
現れたのはユンファと中肉中背の不気味な雰囲気の男だ。
「ユンファ、この子いいなぁ」
「でしょ、たまには私も頑張ったのよ」
「あぁユンファも可愛がってやるからな」
「あたしはまた今度で良いわよ、今日はこの子と遊んでチャオさん」
心の中ではあんたと遊んだら身体がいくつあっても足りないわよ!と叫んだ。
チャオ、上海の街の薬の売人である。上海楼の風俗では有名で、薬をもられた女が沢山いる、沢山の種類の薬を扱い、買われた女の半分はしばらく店を休むぐらいのハードなプレイを強要されるらしい。
「マリアだったか、どの薬にする?選ばせてやる、快楽に溺れるか、羞恥心に染まるか、それとも順番に少量ずつ接種していくか」
無言の抵抗を貫くマリア
「そう強張るな、うん、そうだな羞恥心をあおってやろうか。こちらのこのカプセルが肛門へと入ると、10分もすればトイレへ行かせてくれと懇願する事になる、楽しい時間の始まりだな」
縄で手首、足首を拘束されていて逃げ出す事もできない。
「どんな格好が良いか、ふむ、そこの机に開脚させて固定させようか、ほかの薬も使用しやすいように」
ユンファは手伝わされ机にマリアを張り付けにする。
ドアが開く音がした。
「さぁ、今ならまだ選択の余地をあげよう」
「選択の余地なんかねーよ、てめえは死刑だ」
チャオは背後からの蹴りで体勢を崩した、その瞬間にGTとメガネがマリアを助けだす。
チャオの顔面をさらに蹴りあげるヒビキ
ユンファを睨み付け
「俺の可愛い妹にこれ以上近づくな」
今より15分前
走り出した男の子がまだ小さな女の子を連れてきた。
ほら早くと言わんばかりに前につきだす
「マリアちゃん、トイレから階段のほうへ怖い人達に、ユンファちゃんもトイレにいた」
小さな女の子をトイレ付近まで連れていきどの階段に連れ込まれたか聞いたヒビキ達。2階に上がり何の店かもわからないドア開ける。暗がりの部屋には売春の男女、女の方へ「ユンファを知ってるか?」と強引に尋ね、彼女達のテリトリーが3階である事を知る。
3階に上がるとbarのテナントと奥にひとつだけ扉があった。
barをスルーしてもうひとつの扉をあける。
「ビンゴ」
後方でメガネが呟く。




