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スーパームーン

月があまりに大きく夜空に主張する。

この夜は私の物だ、星など今日は脇役にしか過ぎない。

そんな風景が帰り道を照らしていた。


「なぁ、わからんでもないがちょっとは考えろよ」


「なぁGT、この子にも可能性はあるし自由もあんだよ、俺はお前みたいな友達もいたし感謝してる。この子が少しの間、信頼できる人間がいても良いじゃないか」


GTはなにも言わず肯定した。


短い旅路を終え帰宅。

少女をソファーに寝かせ。自分も床に寝っ転がった。



翌朝。


「おはよー、ねぇシャワー借りて良い?」


「あぁおはよー、うん、タオル中にあるから」


少女は頷きシャワー室へいった。


ヒビキは冷蔵庫をあけて卵とチーズでオムレツを作り始めた。

GTは部屋にいないから出かけたのであろう。

ロールパンにハムとトマトを挟みオムレツの横に乗せる。

これといった食材もなく、インスタントのスープにお湯を入れて、オレンジジュースを置いて少女を待った。


「わぁ食べて良いの?」

「そのために用意したんだ、食べなさい」

腹はやはり減っていたんだろう、パクパク食べている。


「美味しいありがと」


「どういいたしまして」


食べ終えた少女を買い物へ誘うヒビキ。


「俺のサンダルあるから、とりあえずそれ履いてこう」


そのあと二人は靴屋へ向かった。


「いらっしゃいませ」


靴屋の店員に迎えられ、靴を探す。


「そういえば名前聞いてなかったな」


「マリアよ」


「マリアね、どれが欲しい?」


「やっぱり体が目的なの?」


「そんなんじゃねーよ、ただ足痛いだろ?それだけ」


「ふーん、じゃこれ」


マリアは白地にラインの入ったスニーカーを選んだ。


「これください」


支払いを終え、次に下着を買いに行こうとしたらデパート前でリンリンと出会う。


「あらっヒビキさん、可愛いの連れてますわねどちらさん」


ちょっとだけ威嚇するリンリン


「あーこっちはマリア、妹みたいなもんだ」


「お兄ちゃん」


なぜかマリアが乗っかってくる。

リンリンが眉間に眉をよせ


「ロリコンでしたのヒビキさん、私も言えますのよお兄ちゃんって」


なぜか張り合うリンリン


「あっリンリンちょうど良かった、下着買うのリンリン手伝って俺が店入るのも」


今度は蔑んだ目で見られる。


事情を説明すると渋々同行してくれた。

下着を3着ほど買い終え、次は服を買う、彼女はワンピースと黒のスキニー、白いシャツを選ぶ。

その場で着替えさせ、次は美容院へ。

髪をバッサリ切ってもらい、年頃の少々に見えるようになる。


デニッシュへ帰り道に寄りパンを買って、タンタンへ。


「いらっさーい」

あっ平日でメガネいないんだった。


「珍しいわね、女の子連れて」

ユートンが言う。


「拾った」

「犯罪者」


またまた事情を説明した。


「ふーん、じゃ今から一緒に住むの?」


「マリアの生活が決まるまでだよ、ずっとじゃない」


「ここまでして風俗とかに売らないでよ」


マリアに言われる。


「大丈夫。仕事なんかすぐ見つかるよ

、ユートンこれ良かったら食べてデニッシュのパン」


「うわっ乳デカ女んとこじゃん、たまには違うパン屋にしなさいよ」


「世話になってるからね貢献、貢献」


「そういえばアイルから、剣術ぐらいはならいなよってメール来たわ」


「そんなもん、どこで習うんだよ」


「あんた達が上海蟹捕ってた近くに大老剣って道場あるわよ」


「ふーん、今度行って見るよ、じゃメガネに宜しく」


マリアの分の端末を購入して店を出た。


GTからメールが入り屋台で合流する。


「大老剣?」

「習えってさ」

「マジか、今から行くか?」

「そうだな、マリアは留守番してて」

「うぃ」


一度荷物を持って戻り川沿いへ向かった










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