禁止薬物と銃
ドゥバババババ!
「おらクソガキー!ぶっ殺してやる」
ドゥバババババ!
リンリンとヒビキは現在食品コーナーの調理場の中へ隠れていた。
リンリンは市販のフランスパンを手にしていた。
なぜかはわからないが人間というのは極限の状態で意味のない行動をする事があるのだろう。
彼女の中では硬いフランスパンが武器になると思ったに違いない。
一方ヒビキは調理場にあった包丁を持っている扉の横シンクの下にヒビキ冷蔵庫の影にリンリン。
激しい音を撒き散らしながらまるで自分がこの世の支配者の如く闊歩する白人。
「出てこないと蜂の巣しちゃうよー」
そう言って婦人服売場を物色するがいないとわかると
「てめーらクソガキどこ行きやがったぁ!」
ドゥバババババ!
情緒不安定な奴。
「ぐぁ」
突然背後からの衝撃で大きくぶっ飛んだ白人、食品コーナーに突っ込んだ。
その後は四方八方からネットやらスプレーやらで制圧された白人。
すぐに連行されていった。
「リンリン大丈夫だよ」
ヒビキはリンリンの方へ近づき手を差し伸べる。
ヒビキの手にはフランスパンが。
リンリンはあまりの恐怖から安心した瞬間気を失ってしまったようだ。
ヒビキは仕方なしにリンリンを抱き抱え調理場を後にする。
保安局員へリンリンを引き渡し、ヒビキは多少の取り調べをその場で受けた。
「無茶すんじゃねーよ」
GTから説教されるヒビキ。
二人は疲れを感じ部屋に戻る事にした。
部屋に戻って飲み物を飲んでるとGTから昼間のスーツ姿の男達の話をされたヒビキはまるで都市伝説でも聞いてるような話だと思った。
「エイトって名前ねぇ、その団体は調べたらでてくるんかね?」
「それがよ、見当たらねぇんだよ。さっき端末から配信情報で検索したが出なかった」
二人は怪しい組織だと思ったが今は何かされたわけじゃないからと蓋をした。
「さっき保安局からの取り調べで銃と薬物は両方禁止されている物だから再度、取り調べを行うかもってさ週末」
「まぁな。リンだっけか?少しは仲良くなれると良いな」
それから週末までは何事もなく過ぎていった。




