デスゲーム開始!
「起きろ!!」
はっ!
誰かに叫ばれて俺は目覚める。
「誰だ?」
「やっと起きた!少年!どうやら少年には2つの選択肢があるようだ!」
ピエロのような色鮮やかな帽子。
白いいかにも貴族のような洋服を身に纏った彼は陽気にそう俺に言った。
「俺は死んだのか?」
「死んだといえば死んだ。死んでないといえば死んでない。まぁどちらとも言えないね!」
やはり陽気だ
「どういうことだ?」
そう問うと
「言っただろ?君には2つの選択肢があるって!1つはこのまま死ぬ!2つ目はある試練を乗り越えて君の望む人生を送る。」
彼は俺に顔を近づけて選ぶのを催促する。
「ちょっと待ってくれ!つまりはまだ俺は死んでないってことだよな?その...試練ってのはどういうことをするんだ?」
「それはお楽しみだよ!」
何故か彼は楽しそうだ。
「まぁいい、そのぉ...試練に失敗したらどうなるんだ?」
さらに質問をする。
「待っているのは死だ!」
彼は親指を下に向けてそう言う。
「でも成功すれば元の世界に戻ることは出来るんだよな?もう一度あの頃に戻ることも」
愛する人と共にしていたあの頃に
「まぁ成功すればな!」
「分かった!やってやる!」
多少冷静になりそう言うと彼は
「かしこまりました!では会場へご案内します!」
と、急に固くなって先に歩いていく。
俺は少し怯えながらも彼について行く。
何をするっていうんだ?
恐ろしいことか?
そういう事を考えていると
「こちらです!では楽しんで!」
と、扉を開いて「ニタァ」とどこか恐怖を覚えるような笑顔で俺を中へ入れる
俺は恐る恐る中へ入る。
すると中は宴会場かのように食事やステージが用意されていた。
俺が中へ入ると扉が閉ざされ照明がすべて消えた。
「なんだ?何が起こってるんだ?」
と、すぐさまステージの照明がつき、突然黒い仮面を付けたスーツ姿の男が現れ
「御来場の皆さん!ようこそこの楽しいゲームへ!貴方達はこのゲームのプレーヤーとして招待されました。全力で楽しんでください!」
周りがざわついている。
「早速ゲームを始めましょうか!このサバイバルゲームを!」
少し間が開く。
「ルールは簡単です!約100名程度のプレーヤーの中で残り3人になるまで戦ってもらいます。武器等の使用は自由!では健闘を祈ります!これでルール説明は終わりとします。このあとあなた達はこの会場にある6つの扉から戦場にランダム転送します。転送後から戦い開始とする!」
そう告げると黒服の男達によって扉が開かれる。
扉の上には1〜6の数字が振られていた。
俺は扉の上に1と書かれた扉へ向かう。
扉の前に立ち一呼吸。
「絶対に負けられないんだ!」
と、小声で胸に言い聞かせるように言う。
そして俺は1歩前に出た。




