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クソジジイと美少年  作者: 佐伯 みのる
【第一話】
4/10

<嘘のようでほんまの話。>

クソガキは、クソジジイやった。

ああ、せやからクソガキはちゃうんや、ほんまに中身がジジイやってん。

って、俺いま誰に弁解しとるんや。

家に帰ってから気づいた。

電気の下で、影が出ない。

街灯の時は周りが暗かったから気づかんかったし、コンビニの時はほぼ無視しとったから、帰ってくるまで気付かんかった。

……っていうのは言い訳やな。俺の落ち度や。

なんで幽霊拾って帰ってきてんねん、俺。


『わしは青森に住んどってな。こないだ、喜寿にてご臨終したんじゃよ』

「ほな、そのままあの世いってくれや。なんで居んねん」

『それがな、49日過ぎるまで、あの世逝き待ちでのぅ』

「なんやそれ」

『じゃから、49日間がぶっちゃけ暇で仕方なくての、全国旅行しとったんじゃ』

「死んでから全国旅行って意味わからん」


なんでも、このクソジジイは【鎮埋(しずめ) 道玄(どうげん)】とかいう、青森では有名な霊媒師なんやと。

全国ネットのテレビにも出たことあるらしい。

俺は見たことないけどな?

死んだ時も、訃報がニュースに流れたらしい。

俺、知らんけどな?

ほんなら一晩泊ってもろて、明日には全国旅行の続きに行ってもらおか。

なんやったら俺、両手振って見送るし。


『じゃから、わしはビールが飲みたかったんじゃよ』

「んなこと言っても、子供の身体じゃ無理あるやろ」

『まぁ…確かに肝臓弱そうじゃしなぁ』

「そういう問題か!?」


あかん……ほんまにこのクソジジイしんどい。

勝手にあたりめ食っとけボケナス。

もう放っといて寝よ。寝たろ。おやすみ。


あれ?死人って食べ物食えんの?

……どうでもええかぁ。


次回へ続く!!

☆面白かったときは評価や感想、レビューなどお待ちしています☆

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