<コンビニはテーマパークやない。>
なのに、クソガキがアレコレはしゃいで鬱陶しいことこの上ない。
確かに美少年とか言うたけど、見てたら分かる。単なるクソガキや。
ガキがお菓子やスイーツに目を向けてたりしてる間に、俺は俺で欲しいもんをカゴに入れてたら、ちょこちょここっちへやってきて、手に持っとるモン差し出してきた。
『わし、これ欲しい』
見れば、スーパードライの缶。
思わず二度見したわ。
「あかんに決まっとるやろ!!元の場所に返してこい!!」
『えー』
「えー、やない。そもそもお前未成年やろが」
『は?喜寿に向かって未成年とはなんじゃ!!』
「お前のことに決まっとるやろが!!」
思わず頭はたいてしもた。
虐待やないんです、すんません。
『……しょうがないのぅ』
のぅ、とちゃうわクソガキ。
ビールをしまうところをきっちり見届けて、ほな行くかと思った時。
『こっちならいいじゃろ?』
オールフリー出してきよった。
「ええわけないやろボケがァァァ!!」
『ケチくさいのぅ』
「うるっさいわ。はよ会計したいねんけど」
そう言うたら、しぶしぶとクソガキは、あたりめだけそっとカゴに入れた。
チョイスがヤバいぞ、このガキ。
『チーたらは』
「ちょっとは遠慮せぇ」
言外に却下を言い渡して、会計をする。
なんか、レジの兄ちゃんの視線が痛い。
「ありがとうございましたー」
「おおきにさん」
そう言うて俺はレジ袋を手に店を出た。
ちゃっかりガキもついてきた。
次回へ続く!!
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