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クソジジイと美少年  作者: 佐伯 みのる
【第一話】
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3/22

<コンビニはテーマパークやない。>

なのに、クソガキがアレコレはしゃいで鬱陶しいことこの上ない。

確かに美少年とか言うたけど、見てたら分かる。単なるクソガキや。

ガキがお菓子やスイーツに目を向けてたりしてる間に、俺は俺で欲しいもんをカゴに入れてたら、ちょこちょここっちへやってきて、手に持っとるモン差し出してきた。


『わし、これ欲しい』


見れば、スーパードライの缶。

思わず二度見したわ。


「あかんに決まっとるやろ!!元の場所に返してこい!!」

『えー』

「えー、やない。そもそもお前未成年やろが」

『は?喜寿に向かって未成年とはなんじゃ!!』

「お前のことに決まっとるやろが!!」


思わず頭はたいてしもた。

虐待やないんです、すんません。


『……しょうがないのぅ』


のぅ、とちゃうわクソガキ。

ビールをしまうところをきっちり見届けて、ほな行くかと思った時。


『こっちならいいじゃろ?』


オールフリー出してきよった。


「ええわけないやろボケがァァァ!!」

『ケチくさいのぅ』

「うるっさいわ。はよ会計したいねんけど」


そう言うたら、しぶしぶとクソガキは、あたりめだけそっとカゴに入れた。

チョイスがヤバいぞ、このガキ。


『チーたらは』

「ちょっとは遠慮せぇ」


言外に却下を言い渡して、会計をする。

なんか、レジの兄ちゃんの視線が痛い。


「ありがとうございましたー」

「おおきにさん」


そう言うて俺はレジ袋を手に店を出た。

ちゃっかりガキもついてきた。


次回へ続く!!

☆面白かったときは評価や感想、レビューなどお待ちしています☆

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