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クソジジイと美少年  作者: 佐伯 みのる
【第一話】
2/10

<美少年と、深夜の公園で遭遇した。>

ロマンもなんもない。

だって、深夜やぞ?

深夜に、ブランコをキーコキーコしとるんやぞ?

普通に怖いわ!!家帰れや!!

……いや、待てよ。コイツ……幽霊?もしくは家出か?

どっちにしても、関わったらロクな事にならへんな。

ここは見なかったフリで…


『おおおおおい!!貴様、人でなしかァァァ!!』


めっちゃビビった。

子供がブランコから飛び降りたと思ったら、こっち向いて絶叫やぞ。

しかもなんかこっちに近づいてきてる。

街灯の下で見た子供は、非常に可愛い…綺麗…なんか分からんけど美少年カテゴリに入る系の顔しとった。

それが、腰に手を当ててふんぞり返っとる。

俺、もう行ってええか?コンビニ行きたいねん。


『お前、わしが見えておるじゃろ?』


じゃろってなんやねん。

最近の子供の流行りか、ジジイ喋り。

いや、そんなわけないな、うん。

声ガチでしゃがれとるし。ジジイ声やし。

……え?逆にどういう状況やねん、これ。


「……見えとるけど、なに?家出か?お巡りさん呼んだろか?」

『んん?……まさかとは思うが、お前さん……』

「せやし、なんやねん。もうコンビニ行ってええか?お前ははよ家帰り」

『……帰る家がないから、ここに居たんじゃ』

「なんや、やっぱ家出か」

『警察は……ちょっとやめとくれ』

「しゃあないなぁ…。ほな見なかったことにするわ。ばいばい」

『お前は人の心がないんかァァァ!!』

「うるっさ」


せやから、なんやねん。

何が言いたいねん。ハッキリせぇや。


『こんな小さな子が外にいるなんて危ない、一晩泊っていけとか言わんか』

「事案やん、それ」

『心配するな。こんな時間なら誰も気にせん。親子かギリギリ兄弟で通る』

「通せってか?なんで?」

『わしもコンビニ行きたい』

「……。」


もう返事する気力も無くして、俺はコンビニに向かうことにした。

後ろから小さな気配が付いてくる。

ほんまに一緒に来る気か、コイツ。


次回へ続く!!

☆面白かったときは評価や感想、レビューなどお待ちしています☆

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