表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
14/22

<山田をけしかけてみた結果。>

山田曰く、いくつかの部屋で反応はあったらしい。

けど、それに『困ってるかどうか、気になってるかどうかは別の話』らしい。

まぁ確かにな?

山田がポルターガイストで飲もうと思てた発泡酒を冷蔵庫の奥にやってた時は、本気で張り倒したろかと思ったけどな?

そんでも、クソジジイに祓ってくれって頼むとこまではいかへんし。

それはそれ、これはこれ、いうやつやな。


『ちょいと違うと思うがのぅ』

「勝手に人の思考読むなって、なんべん言わせんねん」

『しかしのう、ちょいと気になることはある』

「……なに?聞いたらヤバいやつか?」

『そういうわけではないんじゃが……ほれ、この部屋、怨霊がおったじゃろ?』

「思い出したくないけどな。包丁持ったアレか」

『この部屋は402号室。ならば、少なくとも左右、もしかしたら上下の部屋にも、強い霊障があってもおかしくはないんじゃよ』

「401号室は…」

『ああ、その部屋はずっと空いてますよ。きっと不動産屋が貸してないんでしょう。ほら、角部屋だと、何かあった時に逃げ場がなくなりますし』

「せやし急に入ってくるんやめろって。逃げ場がなくなるてなんやねん。怖い想像さすなや」


ジジイと話してたら、無駄に得意げに山田が混ざってきた。

なんでこういう時だけ仕事も情報も早いねん。

できる営業か?もしかしてだからブラック企業で重宝されたんか?

そんで結果が過労死やったんやろか。

……俺、絶対に会社員にはなりたないな。


「で、これからどないするん?」

『ひとまず、チラシじゃの』

「チラシ?」

『一階に集合ポストがあるじゃろ?あそこでいい。心霊相談を受けるというチラシを撒くんじゃよ』

「ほう。それで?」

『困っとる奴の連絡待ちじゃ』

「はァァァ!?ほんなら、来るかどうかも分からん連絡をずっと待っとれってか!?」

『待つのが嫌なら、どこかでバイトしながら待ってても良いがの?はて、何日続くのやら……』

「脅すな。千紘の可愛い顔を悪人ヅラにして脅してくんな」


干上がる前に誰かから連絡あるんやろか…めちゃくちゃ不安なんやけど……。


「とりあえず、やってみるかぁ」


気は全然乗らへんけどな。


次回へ続く!!

☆面白かったときは評価や感想、レビューなどお待ちしています☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ