2人目
「頭をポン!ポン!ポン!ポン!そしてヒール!
ポン!ポン!ポン!ヒール!ポン!ポン!ポン!ヒール! アハ!アハハハハ!」
彼女は、1人山で暮らしていた。
幼少期親にその異常差から山に捨てられてその山で魔物を狩り、その肉を食べ生活していた。その生活を続ける事5年彼女を捨てた事それは彼女の異常差を成長させるだけであった。
この5年の間で彼女の異常差は、この世界随一となっていた。魔物を食す為に殺すのではなく、娯楽として狩っていた。ヒール(回復)をかけ魔物の体を再生させ頭と胴体を切り離し、そして即座にヒールをかけ再生させる
だが彼女は特別だった。
「今日は良い天気だな!少し散歩にでも行くか!」
いつもより早く起き時間がある、普段ならヒカリが起きていて大抵2人でだべっているのだが、今ヒカリは、非常に疲れている。彼女がこの村に住む事にあたり色々な手続きをする必要があった、それを昨日1日をかけ行った。それにより彼女は名実ともにこの村の住人となったわけだが、疲れが溜まっているようだ。
そんな事なので、今日は1人で時間を潰さなくてはいけない。
「とりあえず行くか…」
彼女を起こさないように静かに家を出る、目的は決まっていないため歩きながら決める事にした。
「ここら辺の森にいた魔物は最近妙に数が減ってるんだよな……」
森の近くを通り、ふと思い出す。
元々この森には危険な魔物はあまりおらず、奥の方まで行かないと危険な魔物は存在しない、1番危険なゾーンは、ほぼ隣の国に入っておりこちら側からは、そこに行く人もほとんどおらず魔物の宝庫となっているという噂がある。
「それにしても今日は暑いな…それに変な匂いもするし……やっぱり家に帰ろうかな」
そんな事を思っている時だった。
「待ってイノシシさんアナタの肉を分けてくれるだけでいいの!アナタのカラダは、私が責任を持って食べてあげるから!それに私が頭を食べなければアナタはすぐに生き返れるから!」
10歳の女の子が、イノシシを追いかけている…。
この光景を誰が信じるだろうか…
ドンッ!
彼女は、木に思いっきり頭をぶつけた。それにより気を失ってしまった。今の彼女は頭にクルクル回る星が見えるほどに、激しい当たりをした。
「とりあえず……この子が起きるのを待つか……。良かった家にメモを残しといて」
そう、家には『散歩に行ってくる、少ししたら帰る』
と紙に書いておいた、勿論この子があまりにも起きなければ家まで連れて行くが、この時間にイノシシと追っかけっこしている子が何時間も気絶している事はあり得ないだろう。
「勝手に1人で外に出るなんて……私がどれだけ心配するかあの人は分かっているのでしょうか………今度ちゃんと話す必要がありそうですね」




