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○○シーン

「タケルさん……おはようございます…」


ヒカリは、生気のない顔で部屋から出てきた。



「ああ、おはよう、それにしても大丈夫か?顔色も悪いし、足もおぼついてるし」



「このくらい…大丈夫です…、それより早く朝ご飯を作らないといけないので…」



「いや、流石に俺が作るから、まだ寝てていいよ。

ゆっくりめに作るから少し休んでて」



こんな蒼白な顔をしている少女にこの状況で朝食を作れと言える人間はいるのだろうか、否確実にいないだろう。



「分かりました、お言葉に甘えて少し休みます」



「無理しなくていいからね」



1時間程、時間をかけて朝食を作る、コレはクオリティの高いものを作らなければいけないな、心の中でこう思う。だがまだ朝、正直朝食に使えるほどの頭、そして気持ちがない。


「簡単なものでいいか……」


必然とこの答えに行き着く。


「とりあえずサンドイッチでいいとして…、でもそれだと1時間もかからないからな……」


 

「シャワーでも浴びるか」



朝シャンをする事に決めたらやる事は早い。タオルと着替えを自分の部屋から取り出し、直ぐにバスルームへと向かう。






「朝に浴びるシャワーは、最高だな!」



独り言を言いながら頭から浴びる、朝シャンをすると頭の回転がいつもよりいいと思うのは、私だけだろうか?



ガチャ  ガチャ 


「え?」



「タケル……お前も立派になったんだな…」



「あの…早く閉めてもらっていいですか?」



「そんな寂しいこと言うなよ、昔はよく一緒に入っただろ!」



「いいから、早く閉めてください」



「なんだよタケル〜釣れないな…」



「あの…何か用もないなら早く出てってもらっていいですか?」



「分かった、分かった出てくよ、でもタケルも早く上がれよ、私はお腹が減ったんだ」



「分かりました、それではご退出お願いします」



バタン



は?あの人なんなのっていうか、普通あの状況でそのまま会話続けるか普通?しかもあったとしても状況逆だろ、男が間違えて入ってとかならまだ分かるよ…、なんであの人が入ってくるの?逆じゃん。

普通キーンさん、が入っててそこに俺がじゃないの?あ、そっか年増エルフのそんなシーン誰も見たくないのか!



ガチャ


「おい…○すぞ…」






人間のシンプルな感情表現が1番恐ろしいと思った、まだ寒さを感じる春の朝でした。



読者の皆さんいつも読んでいただきありがとうございます、言い訳になってしまいますが、コロナに感染してしまいなかなか投稿できませんでした。

今は回復し、投稿できるまでにはなったので、投稿を再開していきたいと思います。

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