【いよいよ正念場に入る6話への予告みたいな感じの】
※FBIとの戦闘が終わった後の事務処理業務に追われる上司組。
そのちょっとした一息メモ(?)
※6話に至るまでの話を、補足する会話です。
ウェッブ「あー死ぬ。マジ死ぬわ。なんだよこの前の騒動、全部調書に書かなくちゃいけないとか、マジないわー。NYPDもこうしてみりゃただのお役所ってか、かったりー。」
サーラー「それは我らFBIとて同じ!つべこべ言わずにさっさと手を動かせ!」
ポール「とほほほほ・・・私まで巻き込まれるはめに・・・。」
ウェッブ「つーか、これ全部、お前が隠し通そうとしてなった結果だろうが!」
ポール「それは確かにそうですけど・・・、まさかNYPDがそれでJFFTを人質にとるなんていう、暴挙に出るとか思いませんでしたからね?!
しかし、もう。本当なんであんな事が起こったんでしょう。何の関係もない女の子を、テロリストとミス入力するなんて・・・・。」
ウェッブ「おい、思えばアレ、なんで起きたんだ。」
サーラー「ああそれ、あたしも上の方に確認してみたんだがな。CIAの報告によると、どうやら「トゥルーデの魔女」の仕業であるとされるらしい。」
ポール「トゥルーデの魔女?」
ウェッブ「あー、ここ3年前からアメリカの諜報機関や情報センター、セキュリティー設備に、時々微妙な嫌がらせをしてくるとあるハッカーのコードネームだよ。
バクらせたり、今回のように間違った情報をわざと入れて混乱させたり、新しいシステムを導入した時に限って「どんなにアップロードしようと無駄だよーん♪」と言った感じで、ハックしてくるってヤツよ。」
ポール「ちょwwそんな簡単に言ってますけど、それかなり問題じゃないですかwwww」
ウェッブ「まーね。いつ凶悪化するか分かんないからって、それなりに対策は立てているらしーが、何しろ時々しか出てこないし、あまり大した事もしてないからうまく進まないらしい。」
サーラー「なんかこっちの出方を待っているって感じだな。」
ウェッブ「ああ。俺に言わせれば、そんな呑気にやっている場合じゃないと思っているがな。今回のアリイシャの事で更にそう思ったぜ。」
サーラー「?どういう事だ。」
ウェッブ「てめーらエリートにゃ知る由もなかろーが、アイツはかなり貧困層の出身だ。戸籍も登録されない身の上で、【魔女】がどうしてテロリストとしてアリイシャを登録できたと思う?」
サーラー「・・・・・!」
ウェッブ「アリイシャがデジタルな物で記録されたのはたったの一回。しかもそれは地元の小さな診療所で、一度だけ患者として診察された時の「カルテ」でだそうだ。」
ポール「そんな・・・・そんな末端までトゥルーデの魔女はハック出来たというのか!?」
ウェッブ「ああ、そういう実力を何気なく見せつける所が【彼女】の一番いやらしい所なんだよ。あ、ちなみにあのカルテの写真が、アリイシャにとって生まれて初めての写真だったんだって。
それをどこかの異国の奴らに、テロリストの顔写真と見られちまうとぁ・・・本当に、哀れなアリイシャ。」
サーラー「あたしを見ながら言うなよ・・・・っ!!」
ウェッブ「つーかさ、最初に疑問に思ってたなら、なんで最初に魔女の仕業だと考えられなかったんだよ?」
サーラー「あたしらFBIがその存在を知ったのは騒動の後だったんだよ!」
ウェッブ「何だよ。CIAの奴ら手際悪いな。」
サーラー「CIAの方は、そっち(NYPD)がとっくに教えてたんだと、思って
たんだそうな!?」
ウェッブ「・・・・・え。」
ポール「・・・・・・え?」
ウェッブ「・・・・・・うへへ、ごめんなさい。てへぺろ♪」
サーラー「マジふざけんなあああああああああああああ!」
***
ポール「まあ、それはそうとして。【トゥルーデの魔女】なんて、実に洒落たクラッカーネームですね。」
ウェッブ「ああ、その名前は向こうじゃなくてコッチが勝手につけたの。あのアーサーが名付け親。」
サーラー「あ、アーサーってあのアーサーッ!? アーサー・ヴィゴローヴィチ・ベリャーエフ国会下院議員議長!?」
ウェッブ「うはあ、でっけえ声。そうだよ。って別にフルネームで言わなくてもいいだろ。」
ポール「そういや、議員たちの間で、国際的ハッカー、クラッカーの対策を練りたてるグループが出来たって聞いた事ありますね。アーサー氏もその1人とは思いませんでしたけど。」
ウェッブ「ああ、そん中でもアーサーは特に【トゥルーデの魔女】に関心を寄せててな。所々重要な管制室を回ってみれば、その現状把握や対策に対する手立てを考えているんだそーな。」
サーラー「そうだよ・・・!それで、なんでいつもNYPDの方ばかり見に行ってるんだよ・・・!FBIの事なんて目もくれないで・・・!」
ウェッブ「いやいや。あれは俺がなんとなく「NYPDも狙われそうだよねー」って言って「あ、そうなのか。」っちゅー内輪のやりとりで始まってたもんだし。別にFBIを気にしてないってワケじゃあ・・・・。」
サーラー「それでも解せん・・・・!アーサー氏は何よりもまずはFBIの方に目を向けるべきだろったろ!それをそんな・・・NYPDなんかに・・・!」
ウェッブ「ん?何?もしかしてお前、そんなにアーサーに来てほしいワケ?
はぐらかされたのがそんなに悔しかったから、あんなにフェルナンデスにあてつけてたワケ?」
サーラー「な、ばっか・・・・!そんなワケが・・・・!」
ウェッブ「あー顔赤くしたー。そっかー実は好きなんだー。アーサーの事―!」
サーラー「ばっばか言うな・・・・!あんな顔色の悪い短髪で、6フィート以上の割に痩身で、黒ばっか着てて、近眼なのにコンタクトしなくて時々メガネで、肉食べなくて、ドーナツとコーヒーが好きとか典型すぎて、
好きなゲームがトロピコとミシシッピ殺人事件とか、そんな変な奴のドコが好きになるってんだ!!・・・・つーか、あんまよく知んないから、好きにもならん!」
ポール「サーラー殿、それは好きで好きでたまらないって事ですよ。」
ウェッブ「あはははは!わっかりやすーい!
いつでも俺の事使っていいから今度食事にも誘ってみれば!? しかし鬼が死神に惚れるたぁねえ・・・・!ぐふうふふふふふ!」
サーラー「煩いぞ貴様らぁぁああああああああああああ!」
そんなサーラーが一番煩かった。そんな日常(?)の一コマ。
つまり次回の話は、「サーラー告白大成功!?鬼指揮官ラブラブ大作戦」という訳であります。嘘です。




