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『お茶しか淹れられない無能』と婚約破棄されたので、喜んで隣国の溺愛国王陛下に極上 の一杯を捧げます 〜あなたのその偏頭痛、私の特別なお茶がないと治りませんけど大丈夫 ですか?〜

作者:氷見豆
最新エピソード掲載日:2026/05/23
王太子レナードから、きらびやかな夜会で「お前との婚約を破棄する!」と告げられた公
爵令嬢エレナ。隣には可憐に涙を浮かべる男爵令嬢。エレナは「お茶を淹れることしか能
のない退屈な女」と罵られるが、内心ではガッツポーズを決めていた。(やった! これで
毎日の激務と、彼の理不尽な我がままから解放される!)
実は、エレナが毎日レナードに淹れていたお茶には、彼女の固有魔法である『精神安定』
と『魔力中和』が込められており、王族特有の魔力暴走による酷い偏頭痛を抑えていた。
あっさりと婚約破棄を受け入れ、お気に入りの茶道具を持って城を去るエレナを待ってい
たのは、以前から彼女のお茶の腕(と、その下に隠された本質)を高く評価していた隣国
の若き国王、アルベルトだった。「僕の国で、僕のためだけにそのお茶を淹れてくれない
か?」
一方、エレナを失った王太子は、日に日に激化する謎の頭痛とイライラに狂い始めていき
――。胃がキリキリするような婚約者生活を終えた令嬢が、人間味あふれる素顔をさらけ
出しながら、隣国の王に全力で甘やかされる爽快ラブコメ短編。
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