チャラ男ニタァァァアアア……
オツキ・ノモノに連れられて街に来た! めっちゃ和風!
「時代劇みたいだ……」
「ジダイゲキ?」
「ああ、えっと……俺のいた世界の昔の街並みっぽいです」
「そうなんだぁ」
ロインちゃんキョロキョロ! かわいい!
「記録では、先代の勇者もその様な事を言ったとか……あ、あちらです」
オツキ・ノモノが指差した先にでっっっかい武家屋敷バァーーーーーーーーン!
門ゴゴゴゴゴ……
庭園バァーーーーーーーーン! 岩ゴーーーーン! 枯山水シャーーーーーーーーッ!
「すごっ……」
「この庭は五代ほど前の勇者様の指導で作られたそうです。美しいですよね。さ、あちらです」
オツキ・ノモノ廊下をすり足ススススススススー……
「どうぞ」
ふすまパーーーーーーーーン! 中庭バァーーーーーーーーン! 桜満開ブワーーーーーーッ!
「きれい……」
ロインちゃん感動!
「あれ? 白龍様?」
オツキ・ノモノがキョロキョロ。タタタターーーーーーーッ! キョロキョロ。
「白龍様、どこに行かれたのだろうか……」
「よぉ、ノモノくん、そこの美少女が例のエルフちゃんかい?」
チャラ男が来た! なんだこいつ!
「イフク様! こちら、ドーーーーーーーンの勇者アルジ・ヒトキミ様とエルフのヒ・ロイン様です」
「ふぅーーーん……」
チャラ男、ロインちゃんに接近! ジロジロ……
「なんすか」
間に俺ササッ!
「ほぉ。なるほど、お前らデキてんのか」
チャラ男ニタァァァアアア……
「でっ……⁉」
「その予定です」
ロインちゃん⁉
「へぇ、ま、勇者は亜人としかヤれねえからな」
「やっ……やれ……」
俺、鼻血ブーーーーーーーーーーッ!
「ひーちゃん⁉」
「カッカッカッ! お前、面白いな」
「ゆ、勇者様! これを」
布ズヌッ……
「ほまえふぁなにものら!」
「俺はカ・イフク。破戒僧ってぇやつだ。勇者が現れちまった以上……めんどくせえが助けてやる」
「はかいほー……」
「そうだ。真っ当な僧侶じゃねえんだよ。だがな、俺の回復魔法はキくぜ」
カ・イフクの指先がピカァアアアアアアアアア! 鼻血ピターーーーーーッ!
「止まった……」




