お尻プリーーーーーーン!
「あの……王様」
「なんだ?」
「ウラ・ギルカモさんってその……魔族に協力してたり……」
「ハッハッハ! ウラ・ギルカモに限って我々を裏切るなどありえんよ! なあ大臣!」
王様爆笑!
「ええ! あのウラ・ギルカモが裏切るなどありえません!」
大臣爆笑!
「めちゃくちゃ矛盾してる」
「ん?」
「なんでもないっす」
「そうか? とにかく、あやつは勇者の血を引く男。必ずやドーーーーーーーン!の勇者の力になるはずだ。ワフー国に行ったらまたここに戻ってくると良い」
「勇者の血を……?」
「ああ。では大臣!」
「オクルーヨ!」
「だから色々早いって! 話がまだ……」
ブワァァァァアアアア! ギューーーーーーン!
勇者の血を引く……
亜人族との間の子……
神々との約束?
いやぁ、あんなテキトーな女神がそこまでなにか考えるかなあ……
ギューーーーーーーン!
顔面ズシャアアアアアアアッ!
「ぶへっ! ゲホッゲホッ! 結局顔面からかよ!」
ロインちゃんのお尻がプリーーーーーーン! 背中にドスーーーーーーーーン!
「ぐえっ! おっふ……」
ふわぁ…… やわらかぁ……
「ひーちゃん大丈夫?」
ロインちゃんモゾモゾ…… お尻プリーーーーーーン! ふわぁ……
「え⁉ う、うん。大丈夫……」
股間が大丈夫じゃなくなった! 起き上がれない!
「ようこそワフー国へ。ドーーーーーーーン!の勇者様。お待ちしておりました」
目の前に和服? っぽい服装の青年!
「えっと……あなたが白龍?」
「いえ。私は白龍様の補佐官、オツキ・ノモノと申します。白龍様がお待ちです。どうぞこちらへ」
「はい」
俺、うつ伏せモゾモゾ……
「勇者様? なぜ起き上がらないのです? まさか怪我を⁉」
「あ、あと数秒待ってください!」




