洞窟グラグラグラーーーーーーーッ!
ドゴォオオオオオオオ!
「こ、黒龍さん!」
オーガの攻撃を黒龍が受け止めた! 血がブシャアアアアアアアアアアッ!
「ぐっ……勇者たちよ! カチーーーーーン石を持って逃れよ!」
「逃がさんぞ!」
金棒ブオーーーーーーーーーーン!
ガキーーーーーーーーーーーーン!
「効かん!」
ライ・バルがガード!
「ら、ライ・バル……俺、どうしたら……」
このままじゃただの役立たずだ……
「女神に制約について聞かなかったのか!」
「な、なんにも……」
「いいから逃げろ!」
黒龍が炎ブゥワアアアアアアア!
「ガハハ! 至近距離の炎でもこの程度か!」
オーガが黒龍に金棒ドゴォオオオオオオオオ!
「グォオ……」
「だめだ、ドーーーーーーーンの勇者、逃げるぞ!」
「黒龍さんが!」
「ワシに構うな! 行け!」
黒龍が地面をダーーーーーーーン! 洞窟グラグラグラーーーーーーーッ!
「ガハハ! そろそろ死ねェ!」
金棒ブーーーーーーーーン! ドゴォオオオオオオ!
洞窟の天井が崩れて岩がオーガにガツーーーーーーーーーン!
「ぐえっ! お、おのれ……」
「魔法で送り出してやる! 行け!」
黒龍の指先に魔力! グーーーーン!
「こっ、黒龍さん!」
「世界を頼んだぞ……勇者達よ……」
黒龍がオーガをガブーーーーーーーーーッ! 黒龍の指先から魔法がデューーーーーーーーン!
「ぬっ、は、離せ!」
オーガジタバタ!
黒龍の魔法が俺とライ・バルにバーーーーーーーーン! ドビューーーーーン!
外に出た!
洞窟ガラガラガラガラーーーーーーーッ! グシャアアアアアアア!
「入り口が……塞がった……」
ライ・バルポカーーーーン……
「黒龍さん……」
「行くぞ。黒龍は会ったばかりの俺達を護るために……生命をかけたんだ。この世界を平和にしなければ」
「……うん」




