炎ブゥワアアアアアアア!
「かくかくしかじかうんぬんかんぬんと言うわけだ」
マジか!
「……ならば、俺とドーーーーーーーンの勇者が同時に現れたのは、数千年に渡る魔族と人族の争いの終わりを意味するという事なのか」
「そうだ。お主らは……」
爺さんが何か言いかけた瞬間、爺さんの腹に槍がブスーーーーーーーーーッ! 血がブシャアアアアアアアアアアッ!
「爺さん!」
「ガハハ! ドーーーーーーーンの勇者ならば、必ずここに来るという話は本当だったな! ここで死んでもらうぞ!」
鬼みたいなやつが来た!
「オーガごときが、このワシを傷つけるとは……」
爺さんが立ち上がって槍をズボォオオ! ブシャアアアアアアアアアアッ!
「ガハハ! 裏切り者のおいぼれが、まだ息をするか!」
オーガが金棒を構えた!
「人族と手を取り合う未来を考えぬ貴様らが間違っているのだ!」
爺さんギローーーーーーーーーーッ!
「フン! 邪眼なぞ俺には効かんぞ!」
金棒、粉にならない!
「ならば……グォオオオオオ!」
爺さんが黒いドラゴンになった⁉
「ガハハ! 黒龍よ! 勇者もろとも殺してくれるわ!」
オーガが金棒を構えてダーーーーーーーーッ!
ツルーーーーン! ズドーーーーン!
オーガ大転倒!
「えぇ……?」
「ちょっ、ちょっと待て!」
オーガモタモタ……
「待たぬわ! グォオオオオオ!」
黒龍が炎ブワァアアアアアアアアアア! オーガにバシュウウウウウウウウ! ずるい!
「熱っ! あっつ! い、いや効かん!」
強がってる……
「ぬかせ!」
黒龍がもう一回ブワァアアアアアアア!
「ぬうん!」
オーガ立ち上がって金棒ブオーーーーーーーーーーン! 炎シュワアアアア! オーガダダダダダダーーーーーーーッ!
「死ね黒龍!」
金棒ブオーーーーーーーーン!
ガキーーーーーーーーーーーーン!
「俺達勇者を無視して話を進めやがって! ドーーーーーーーンの勇者! やつを叩け!」
「わ、分かった! うおおお!」
トン。
「へ?」
「なんだ? ふざけてんのか?」
「まさかお前……」
「ガハハ! 喰らえぇい!」
金棒ブオーーーーーーーーーーン!
「うわあああああ!」




