血モワァアアアア!
ザバーーーーーーッ!
アルワちゃんの次は沼から盗賊のお姉さんが出てきた⁉
「ふう……この子、助けてよかったんだよね?」
「も、もちろんです! ありがとうございます……でもどうしてここに?」
「実はね、アタシたちのアジトが突然出来た川に飲み込まれちまったんだ。その川を追ってきたら……あいつがいたのさ。おいアンタ! どうしてくれんだい!」
お姉さんはサン・イを指差した。
サン・イをよく見たら腕にナイフがグサーーーーッ!
「通り道にあった建物のことなど知らぬわ! それより、こんなものを俺に刺して……不意打ちでカネ家の娘まで奪うとは……お前も俺に引き裂かれたいらしいな……」
サン・イがナイフをズボーーーーーーーーーーーッ! 血が水中にモワァアアアア!
「引き裂くだぁ? わかってないね、あんた」
お姉さんは胸の谷間からナイフを取り出した。いちいちエロい!
「これから三枚におろされるのは、アンタの方だよ!」
お姉さんがザッパーーーーーーーーーン!
「水中で俺に敵うわけが……」
お姉さんザザザザザザザザザザザザザザザザザザ!
「えっ嘘っ速っ!」
スパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパスパーーーーーーーッ!
「あぎゃあああああああ!」
「トドメだよ!」
「う、魚ァ!」
サン・イが腕をブーーーーーーーーン! ドゥルーーーーーーーン!
「おっと!」
お姉さんサササササーーーーーッ!
「ゲッゲッゲッ……ゲホッ……クソっ……て、撤退だ……」
サン・イが地面をドゥルーーーーーーーンしながら逃げていく!
「さすがに追いつけないな……勇者! アイツにこれを投げな!」
お姉さんが俺にナイフを二本パス!
「は、はい!」
俺、ナイフをビューーーーーーーーン!
「なぁっ⁉」
ズバアアアアアアアアアアアアアアッ!
もう一本ビューーーーーーーーン! ズバアアアアアアアアアアアアアア!
「サンンヌ」
サン・イ三枚おろし!
水が消えた……
「助かりました、盗賊のお姉さん」
「お姉さん? ああ、名乗ってなかったね! アタシの名前はハヤ・イーネってんだよ」
「い、イーネさん!」
ロインちゃんがお姉さんを見上げる。
「うん?」
「ひ、ひーちゃ……勇者様と、何もなかったんですよね?」
ロインちゃん目ウルウルーーッ!
「なんだい? ちゃんと説明してなかったのかい」
イーネさんロインちゃんをナデナデーーーッ!
「じつはね。色々あったのよぉ。あいつ、見かけによらず激しいねぇ」
「イーネさーーーーーーーん⁉」
「ひーちゃん?」
「ち、違っ!」
「サイテーーーーーーーー!」
ビンタバチーーーーーーーーーーン!
「がはっ……!」
バチーーーーーーーン!
「おぶっ……!」
バチーーーーーーーン!
「あびゃっ……!」
バッチーーーーーーーーン!
「ウボァー!」




