騎士ボソボソ……
ズン……ズン…
全身鎧のデカすぎる騎士が出てきた。5メートルくらいある!
「……敷の……き飛ばす……者では……いな……」
声ボソボソで聞こえない……
「ここにエルフの娘が連れ込まれたと聞いた! 彼女は我々の旅の仲間だ! 返してもらおう!」
タイ・リョクが上を向いて叫んだ。
「……を……とば……ゆ……さん!」
騎士がデッカい剣をシャキーーーーーーン!
「ぬう……無理やり女をさらう様な連中だ。こらしめても構わんだろう!」
タイ・リョクは斧を構えてダーーーーーッ!
「………ね!」
デッカい剣ブオーーーーーーーーーーン! 地面ガーーーーーーーン! 土ドッバアアアアアアアアアアア!
「ぐうっ……」
土の間からデッカい剣がブオーーーーーーーーーーン!
「ぬわーーーーーーー!」
タイ・リョクに剣直撃!
「りょ、リョクさああああああああん!」
「大丈夫だ」
ほんとに大丈夫そう。
「リョクさん、俺……」
戦ったほうがいいのか……?
「勇者よ、この者も一応人間だ。勇者の力では爆死させてしまうだろう。ここは俺に任せてお前は屋敷へ行け!」
「は、はい!」
「……せ……ない!」
騎士が足を俺の方へグーーーーーーン!
「わあああ!」
足がゴオオオオオオオオオオ!
「フン!」
タイ・リョクが騎士の脚に斧ギィィイイイイイイイン! 弾かれてズゥウウウウウン!
「早く行け!」
「は、はい!」
俺、スタタタタタタターーーーーーーッ!
「侵入者だァ!」
屋敷の中に入る前に見つかった!
「うわあ!」
俺、屋敷の壁をドーーーーーーーン!
壁バーーーーーン!
「な、なんだ⁉」
「爆発魔法か?」
「と、とにかく追え!」
「ひええ!」
壁の穴から入って屋敷の中をダーーーーーーーーッ!
「ロインちゃああああああん!」
「待てぇええええ!」
屋敷の衛兵たちがワアアアアアアアア!
「ど、どうしよう!」
ワアアアアアアアア!
ワアアアアアアアア!
「そうだ!」
俺、階段を上がって階段をドーーーーーーーン! 階段パカーーーーーーーーーー!
「うわあぁ!」
これでしばらく大丈夫だ!
屋敷広すぎ! 廊下超長い!
「ロインちゃあああああああああん!」
「やめて!」
ロインちゃんの声だ! 襲われてる⁉
「うおおおおお!」
声のする部屋のドアをドーーーーーーーン! ドア、バーーーーーン!




