頭カツーーーーーーーーン!
「ロインちゃん!」
「エルフの娘よ! どこにいる!」
「ゴオアアアアアア!」
モンスターがバーーーーーン!
「邪魔だぁ!」
ドーーーーーーーン!
「ゴアンヌ」
モンスター爆破!
「ガアアアアアア!」
ドーーーーーーーン!
「ガアンヌ」
爆破!
「ロアアアアアアア!」
ドーーーーーーーン!
「ロアンヌ」
爆破ァ!
「まずいぞ……あの娘がこのモンスター達から逃げられるとは思えん。もしかしたら、もう……」
「い、いや! 生きてるはずです! ロインちゃーーーーーーーーん!」
「うるしゃい!」
俺の頭に何かがカツーーーーーーン!
「いてっ!」
「なんじゃオヌシらは! フガフガ……」
小さいエルフの爺さんだった。
「すみません……」
「ご老人、あなたと同じ種族の娘を見なかったか?」
「あぁ? 聞こえんのぉ……」
「エルフの! 娘を! 見なかったか!」
「うるしゃい!」
何故か俺の頭にカツーーーーーーン!
「理不尽!」
「エルフの娘を探しているのだ!」
「エルフの娘……? おお、チュウシンのチョー・ロウのヤツによく似た魔力の娘ならさっきそこを通って……」
たぶんロインちゃんだ! 良かった!
「……パイスキー伯爵に捕まって連れて行かれたぞい」
「名前ェ!!!!!!」
いい加減、名前にツッコミ入れざるを得なかった。
「パイスキー……聞いたことがある。かなりの女好き貴族だったはず……ハッ! あの娘が危ない!」
そうだろうね!
「パイスキー伯爵は女好きじゃからのぉ、あんな事やこんな事をされるじゃろな」
そうだろうね!
「情報はわかりました! パイスキーの屋敷はどっちですか!」
「森を抜けたらすぐじゃ。南に向かえ」
「ありがとうございます!」
ダダダダダーーーーーーーッ! 森を抜けた! 屋敷が見える!
「あれがパイスキーの屋敷か……」
「デカすぎませんか……」
門バァアアアアアアアアン!
屋敷ドォオオオオオオオン!
「考えてる暇なんてない! とりあえず行きましょう!」
門にドーーーーーーーン! ガッシャーーーーーーーン!
ズン……ズン………




