盗賊ビューーーーーーーーーン!
ヤバいほど速い馬車がドドドドドドドド! 超早い! 新幹線並みだ!
馬がヤバいほど速いので、もうすぐナーロッパ国につくらしい。
「ナーロッパはどんな国なんですか?」
「貴族が支配する大国だ。人間関係はドロッッッッドロで、そのせいか貴族のご令嬢はみんな性格が悪いと聞く」
悪役令嬢かよ。
「スヤァ……スヤァ……」
ロインちゃん飽きて寝てる〜。寝息変だけどかわいい。
「ヒヒィーーーーーーーーーン!」
馬車が急停止ザザーーーーーーーーーーーッ!
「うおっ……」
「きゃっ!」
「なんだ⁉」
馬車から出ると、山賊がズラーーーーーーーーーーッ! 何百人いるんだこれ⁉
「オラ金出せオラァ!」
「女も出せオラァ! おっぱいオラァ!」
「シャオラ! ああんオラァ!」
中学生ヤンキーみたいな山賊だな。
「やれやれ……人間にドーーーーーーーン!の勇者の力を使えば悲惨なことになるからな。俺が対処しよう」
タイ・リョクが前に出る。
「なんオラァ!」
「俺はチュウシン王国王宮戦士タイ・リョク! お前らが何人来ようと俺には勝てん! 逃げるなら今だぞ!」
「あぁん? 戦士だオラァ?」
「ぶっ殺すぞオラァ!」
山賊ワアアアアアアアア!
「ふん!」
タイ・リョクの斧がブワアアアアア!
バーーーーーン!
「オラァ⁉」
「オラァァァァァ!」
「まだまだぁ!」
ブワアアアアアア! バーーーーーン!
山賊があっという間に半分以下になった。
「まだやるか!」
「ヤベェぞコレオラァ……」
「おい! アタシらは盗賊だっつってんだろ! なんで山賊みたいなことやってんだい!」
「お、お頭ァ!」
なんかめっちゃかっこいい美人のお姉さんが出てきた! ロインちゃんに負けないくらいおっぱいがドーーーーーーーンとデカい!
「お頭ァ〜じゃないよバカ!」
お姉さんが山賊たちの頭をガンガンガンガンガンガンガン!
「痛ぇ!」
「貴様が首領か……」
タイ・リョクが警戒してる。あのお姉さん、強いのか!
「あー、今更だけど戦う気はないよ。悪かったね。アタシらは悪徳貴族専門の盗賊なんだ。だから……あんたら旅の者を襲ったバカは死んで当然。生き残りは連れて帰るから、これで勘弁してくんな」
お姉さんが金貨袋をポーーーーーーン!
タイ・リョクはそれをバチーーーーーーーン!
「犯罪者を逃すわけにはいかんな」
「……そうかい」
お姉さんがナイフを構えた!
ジリ……ジリ……
「……ん? 後ろにかわいいぼうやがいるじゃないか……」
お姉さんが舌なめずりペロォォォ……え、エロい……!
「……ん? かわいいぼうや?」
だれ?
「気が変わった! その子を貰うよ!」
お姉さんがものすごいスピードでビューーーーーーーーーン!
「へ?」
お姉さんが俺を抱える!
「ええ?」
お姉さん、俺を抱えたままビューーーーーーーーーン!
「ええええええええええ⁉」




