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ちゃんこ鍋

強い力士の名を挙げるのは簡単である。

相撲に疎い俺ですら知っているなら猛者に決まっているのだから。


まずは説明不要、雷電為右衛門。

巨人・大鵬・卵焼き、の大鵬。

史上初の千勝力士・千代の富士。

そして御存じ朝青龍と白鵬。


取り組みを一番たりとも見たことのない俺だが、彼らが強いことは断言出来る。

自然に轟くのが武名というものなのだから。


俺は何かのスポーツイベントの設営仕事で等身大白鵬関のパネルを扱った事があるのだが、その雄渾さに圧倒された事を覚えている。

プラ紙のパネルでこんなに迫力があるのなら、実物はどれだけ恐ろしいのだろうと。


当然、そんな名力士には既に太いタニマチが付いているに違いないし、俺のような貧民では近づく余地すらないだろう。


或いは天は個々の財布事情を見ているのかも知れない。

なので俺が出会ったのは、史上最弱の力士だった。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



ネキと久井が家に入り浸るようになってエンゲル係数が3倍になった。

人を養うのがこれほど大変だとは思ってなかったので、改めて亡き両親に感謝する。

やっぱり人間一人を食わせるのって大変だよなあ。

ましてや、あの2人は俺と同じくらい食うんだぜ?

だから、食事の準備手順を1から見直すことにした。

今までは所詮俺という大食漢1人を食わせれば済む話だったしな。

ネキ久井体制が恒常化するのなら、対個人の補給という概念は捨てるべきだろう。

今の俺に求められているのは、対組織の補給能力。

学校給食とか軍隊の部隊維持とか、そういう観点が必要とされるな…


自衛隊かぁ。

さっと調べた限り、陸上自衛隊なら駐屯地単位、海上自衛隊なら艦船単位で食事を用意するようだ。

うーん、今の俺にはまだ早いな。

例えば駆逐艦の乗組員数は150~300名程度。

俺達3人が幾ら食べるとは言え、そこまでの規模は不要。

せいぜい一個小隊規模のものだろう。


最初はそんなアプローチから始まり、現代軍隊の規模の大きさを知って方向転換。

体育大学やスポーツチームの食料事情を調査し、相撲部屋に落ち着いた。


それが史上最弱力士・阿倍野嵐と俺との出会いの切っ掛けだった。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



「ど、どうしたんですか圭介さん♥」



「そ、そんなにジロジロ見られたら恥ずかしいで♥」



『あ、いや。

ゴメンね。

ちょっと2人に見惚れちゃってさ。』



「「きゃー♥」」



俺じゃなくても見入ってしまうだろ。

コイツラさっきから何合食ってるんだよ。



『そのまま食べてくれて構わないから。』



「「はーい♥」」



俺は2人の白米消費量をExcelに記録し続けている。

割り出したいデータは実にシンプル。

どんなオカズを出した場合に2人の白米消費量が減少するかである。


俺が大富豪なら好きなものを食わせてやるのだが、生憎のデリバリードライバーだ。

なので、多少せせこましく見えても人より知恵を回さねばならない。



『ふーむ、やはり鍋物かぁ。』



「ん?

圭ちゃん、何か言ったか?」



「次はどんなメニューにしますか?」



『いや、何でもない。

さあ、手作りプリン(原価率を意識して行き着いた)だ。

甘いものは合わんかも知れないが、口直しに食べてくれ。』



「「キャー♥」」



2人がプリンを食べている間に脳内のデータを再検証。

間違いないな。

やはり鍋物の時には白米の消費量が激減している。

水分が多い所為で胃が膨張するんだろうな。


よし。

節約ルートは鍋物決め打ちで行こう。

となると、やはりあのイベントだな。



【相撲見学会in大阪】



何気なくネットサーフィンをしている時に発見したイベント。

岩村部屋(墨田区)という相撲部屋が大阪で毎年開催している普及イベントらしく、朝稽古見学やちゃんこ体験が出来るらしい。

岩村親方(元関脇・摂津嵐)が大阪出身ということで、スカウトや講演会は関西中心に行っているとのこと。


岩村部屋が総勢11名の小所帯なのもいい。

力士達から食事量を聞き出し、ネキ達と比較。

逆算してフードロスの無いちゃんこ作りに生かすのだ。

あわよくば味変やバリエーション増加のコツを伝授して貰いたい。

だって相撲部屋ってずっと団体生活してるんだぜ?

流石に同じ料理ばかり食べてる訳じゃないだろうしな。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



【森ノ宮武道館】



俺も知らなかったのだが、大阪城と難波宮跡の隣に府営の大型スポーツ施設があり、大阪府立体育会館が改修中の現在、武道関連のイベントはこちらで行われているそうだ。

配達で何度か通っているのだが、この辺りは店舗も住宅も少ないからなぁ、あまり記憶に残ってなかったなあ。



「はーい。

体験会の皆様ー。

受付はこちらですよー。」



甲高い声の小太り男がニコニコと両手を振っている。

ふむ、後ろの強そうな連中が岩村部屋の所属力士で、イベント会社から派遣されたこの人が受付を担当している訳だな。

なるほど、こういう柔和な表情で接客慣れした雰囲気だから受付を任されるのだな。

それにしても、力士風の浴衣まで着用しているとは徹底したイベント会社だ。

こういう仕事への真剣な姿勢は俺も見習わなくては。



『えっと、購入チケットのQRコードです。』



「おお!

新弟子希望の人ですか!?」



『いえ、スポーツは苦手なので。』



「えー、そうは見えないですよーw

大丈夫大丈夫、ボクなんか飛び箱3段も飛べないハイパー運動音痴なのに入門しちゃいましたから♪」



『え?』



よくよく話してみると、イベント会社社員かと思った男も力士だった。

俺は相撲には本当に疎いのだが、【序の口】という階級らしい。

慣用句じゃなかったんだ…



「いやぁ、一番下の階級なんですよw

何せ最弱なので、あっはっはww」



うん、納得。

他の力士たちは一様に謹厳な体育会系オーラを放っているのに、この男だけがフニャフニャした顔つきだ。

というか、まるで太ったオタクに見える。



「えー!

どうして分かったのー!?

そうなんですよー。

ボク、元は中学でいじめられて引きこもった、デブオタクだったんですけど。

どういう訳か食事量だけは多くて、それで口減らしも兼ねて岩村部屋に入れられちゃったんですww

あっはっはww」



聞けば、この阿倍野嵐(言うまでもなく大阪市阿倍野区出身)の父親と岩村親方が小学校・中学校の同級生らしく、その縁で不肖の息子を預かったとのこと。


通算成績2勝289敗は大相撲史上ぶっちぎりのワースト記録。


まさかと思ってウィキペディアを開いたら、眼前の阿倍野嵐の記事がニコニコした顔写真と共に掲載されていて驚愕。

史上最多勝利記録を持つ大横綱・白鵬関と一対の存在として記述されていた。



『う、うわあ。

凄いお方なんですね。

失礼しました。』



「えへへー。

びっくりしたでしょ♪

ちなみに阿倍野区からは四股名の変更を要請されてますw」



『はぇー。』



いや、冷静に考えれば単に弱いだけなのだが、弱さもここまで突き詰めれば芸風である。

俺はただ阿倍野嵐のニコニコ顔に圧倒され、感嘆の溜息を漏らし続けるのだった。

でも大阪の恥だからその四股名は使わないで欲しいなぁ…



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



俺はちゃんこ鍋の作り方を知りたいだけなのだが、まず朝稽古を見学しなければならない。

あまり興味が無かったが後学の為に拝見させてもらう。


イベント開始。

岩村親方の厳しい号令と共にマワシを付けた力士たちが勢揃い。

約1名を除いて物凄いガタイ、闘志あふれる表情。

対峙するだけで気迫に圧倒されてしまう。

他の見学者達も思いは同じなのか、それまで雑談していた者も息を呑んで姿勢を正す。



「はじめぇーーーーいッ!!!」



親方の凄まじい声が広い会場中に響き渡る。

こ、怖ぇ…

それが率直な感想。

俺も含めた見学者全員が完全に場の雰囲気に呑まれてしまう。



「「「「「応ッ!!」」」」」」



そこからはまさに荒稽古。

思わず目を背けたくなる程の激しいぶつかり合いが繰り広げられる。

阿倍野嵐だけが最初の数回転がされて、後はホウキで辺りを掃いたり説明用のフリップ(?)を準備したりしていた。

後で本人が「ボクは戦闘要員ではないので!」とキラキラした目で語っていたので、そういう事なのだろう。

でも力士って格闘家だよな?

と首を捻りながらも、そういう物として納得する。


流血者まで出る荒稽古が終わると、親方が静かな微笑みを浮かべながら来場への感謝を述べて、イベントが本格的に始まった。

力士と雑談したり身体を触らせて貰ったりする、皆のお楽しみタイムである。




  「あのー、さっき口から血が

  出てましたけど大丈夫ですか?」


 

  「いえ、稽古ではよくあることですので。」



  「せ、背中触らせて頂いて

  宜しいでしょうか?」



  「どうぞ、ご遠慮なく。」



  「うわあ、やっぱり硬いですねえ。」



そんな感じ。

皆でワチャワチャやってると岩村親方が近づいて来て、俺の真隣に座る。

どうやら新弟子希望と誤解されたらしく、身体をペタペタ触られた。



「キミ、何かやってたでしょ?

柔道?」



『あ、はい。

小4から中学まで柔道です。』



「おー、分かるわぁ。

高校からは別競技?」



『いえ、高校でも柔道部に所属していたのですが中退してしまいまして。』



「中退?

喧嘩でしょーw?」



『いやあ、はは。』



「そういう子の受け皿として相撲部屋ってあるんだけどなー。

キミ、23歳未満? 23歳未満?

幾つ? 幾つよ?」



幸いにして23は越えていたので、免許を見せて親方の勧誘攻撃を凌げた。

そして、ちゃんこタイム。

ただ、親方は遠目にこっちをニヤニヤと見ているので、目を付けられたのかも知れない。



◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



さて、本題。

今日はちゃんこをマスターしに来たんだ。

せっかく8000円払ったんだから、元を取らねばな。

ぶつかり稽古は確かに圧巻だったが、そこに生産性はない。

だが、料理ノウハウはマスターすれば一生ものだ。

ここでしか学べないノウハウもあるかも知れないので、真剣に学んで行こう。



「はーい、みなさーん♪

今からちゃんこ鍋をつくりまーす。

自分は岩村部屋でちゃんこ番を務めている阿倍野嵐です。

あー、弱いですから四股名で検索しちゃあ嫌ですよ♪」



そのフリに何人かがスマホを検索。

会場中から驚嘆の溜息が漏れる。

そりゃあね、黒星とは言え大相撲の連敗記録保持者である。

皆、反応に困りながらも一目置くような表情で阿倍野嵐を仰ぎ見る。



「これ大前提なんですけど。

ちゃんこ鍋ってごった煮なんですよー♪」



む!

阿倍野嵐、いきなり俺にとっての核心から入ってくれた!?



「ボクの仕事は冷蔵庫の中身を腐らせないことなんですけど。

あ、いけね本業は土俵で勝つことだったw」



一同笑。



「まずは冷蔵庫内に何が余っているかをチェックします。

全てはそこからですね。

で、具材に合わせて出汁の味付を決めるんです。

今日はオーソドックスなソップ炊き(鶏ガラ)なんですけど、トマトやチーズが多い時はコンソメ仕立てにします。

あるんですよ、後援会の中には農家の方もおられるので。」



ふーむ、来て正解だったかも知れんな。

この阿倍野嵐。

子供の頃から言い訳ばかりしていたと自称するだけあって、説明が分かりやすい。



「これは10号鍋という5リットルサイズなんですけど。

一般的に5人前です。

リッター1人の計算ですね。

なので、ウチの部屋では10号鍋×3を基本に15人前を作ってます。」



阿倍野嵐は話しながら手早くちゃんこを煮出していく。

良い匂いが辺りに満ちる。



「さあ、どぞどぞ!

これを親方や伊賀嵐関が普段食べています!」



現役小結が普段食べていると聞き、皆が満面の笑みで呑水を受け取っていく。

ファンサービスも兼ねてか、親方や人気力士が手渡してくれる。



『美味しい…』



思わず呟くと、力士たちがこっちを見て破顔する。

どうやら感動が伝わったらしい。

親方が阿倍野嵐の背中をポンと押して、俺の方へ近づけさせる。



「こんな感じです。

お兄さんって料理人さんですか?」



『いえいえ、運ぶ人です。

四角い鞄を背負って走り回ってる連中がいるでしょ?

デリバリードライバーです。』



「えー?

ウーバーですか?」



『はい、ウーバーを始めとして全部のアプリを登録してますよ。

1個垢BANされちゃいましたけど。』



その元凶の為にちゃんこレシピを探りに来たのだから、俺も大概異常者である。



「えー、本当は他にも何かあるんじゃないですかー?

親方が、お兄さんのことを社長さんだって言ってましたよ。」



『え?

ははは、私は単なる…』



言い掛けて法人名義で申し込んでた事を思い出す。

今期は色々な税金の払い方を実験してみたいと考えてのことだ。



「レストランか何かを経営されておられるとか?」



『あははー。

残念、家庭料理です。』



「え?

何人前想定ですか?」



『うーん、20人前あれば足りるかも。』



「やっぱり社長さんじゃないですかーww

若いのに凄いなあ。」



流石の俺もウィキに載ってる人間相手に自分を誇る自信はない。

だってこの男、史上最強横綱と名前を並べられて紹介されてるんだぜ?

紛れもない偉人だよ。



「分かりました!

社長さんが、コスパ良くお客さんの腹を満たす奥義を授けましょう!」



『お、奥義?』



「ちなみに、タニマチ募集中です♪」



『あはは、上手いですね。』



阿倍野嵐は皿の上の白い物体を菜箸で摘まみ上げる。



『蒲鉾、ですか?』



「ふっふっふ、自分も関東に行って初めて知りました。

ちくわぶです!」



『あ、名前は聞いたことあります!』



「ここだけの話、マズいんですけど。」



『ふふっ、結構ストレートに言いますね。』



「腹に溜まるんですよー。」



『え?

そうなんですか?

ただの蒲鉾に見えるんですけど。』



「だって小麦粉の塊ですよ。」



『なるほど、確かに。』



阿倍野嵐が「あーん」をしてくれる。

全然嬉しくないが、反射で食して…



『あ、うん。

どうも。』



「あー、その反応はマズいって思ったでしょ?」



『いやあ、ははは。』



だって粉っぽいもの。

関東の連中はこんな物を食べてるのか?

やはり東西で味覚が異なるのだろうか?



「じゃあ、もう1個どうぞ。」



『え、いや。

もう結構ですよ。

お腹もそんなにすいて無いですし。』



帰りに牛丼でも食って帰るか。



「ふっふっふ。

騙されたと思って。

タニマチ♥タニマチ♥」



『だから、私は一介の…


(パクッ)


あ、こっちはイケるかも。

高級なちくわぶですか?』



「残念、同じ製品です♪」



『え?

でも、全然味が違う。

こっちは普通に食べれます。』



「ふっふっふ。

何故ならこっちの鍋は関東風味付だからです。

しかも、さっきから煮込み続けていました♪」



『あ!

ちくわぶって濃い味を染みさせるんだ!!』



「お、流石は若社長♪

一発で見抜きましたねー。

はい、ウチの部屋はオール関西人体制なんですけど。

ちくわぶの差し入れは、こうやって乗り切ってます♪」



『はえー。

面白い!!

来て良かった!!

相撲最高!!』



「ボクのぶつかり稽古はどうでしたー?」



『見てて冷や冷やしましたw』



「あはははw

ちくわぶ熱々、序の口冷や冷や♪」



冷静に考えれば無意味な軽口なのだが、あまりに軽妙なので皆が笑ってしまう。

雰囲気が良かった所為なのか、体験用ちゃんこを食べ切ってしまう。



『今日はありがとうございました。

いい勉強になりました。

早速、ちくわぶを採用します!』



「え?

関西じゃ売ってないと思いますよ?」



『じゃあ、小麦粉練って作ります!!』



「あっはっはww

円蹴さんって絶対食品関係の社長さんでしょーw」



『誤解ですよー。

自家消費自家消費♪

ウチは食べ盛りだからw』



そう言った俺の耳元に阿倍野嵐が囁く。



「LINE交換してくれたら、秘伝のちくわぶレシピを送りますよ。

何せウチの部屋。

全員ちくわぶ嫌いですから。

なのに、去年山ほど贈られちゃって。

でも、それを執念で全消化したのが、ちゃんこ番のボクです♪」



『話の持って行き方がうまいなーw』



阿倍野嵐は露骨だが、タニマチ集めも力士の仕事ではあるらしい。

本来は土俵で勝って集めるべきなのだろうが、まあ生涯で2勝しか出来てない男にそれを要求するのはあまりに酷だしな。



「手ぬぐい♪

一度でいいからタニマチから手ぬぐいを贈られてみたい♪」



親方が苦笑しながら「オメーなんかドンキのシールでいいんだよw」とこぼしたので、流れで制作することになった。



「社名♪ 社名もちゃんと差し札に入れて♪

自分で刷ったと思われたくない!」



『仕方のない人ですねー。

じゃあ、その代わり。』



「はい!

レシピ送ります!!」



『だーめ、本業で勝って下さいね。

引退するまでに、もう一勝しましょう!』



「うわー。

厳しいタニマチ様だーww」



一同笑




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇




ちくわぶ自作の為に小麦粉を買った帰りにドン・キホーテのゲームコーナーで千社札シールを製造してやる。



【阿倍野嵐】



思わず吹き出す。

俺が阿倍野区民なら絶対に怒ってるよなww


そして差し札。

連敗野郎に社名なんて入れたくなかったが、まああの福々しい笑顔だ。

多少の御利益はあるかも知れないな。



【(株)Engels】



刷ってから後悔したが、メール便で墨田区に送っておいてやった。

まあ、もう二度と逢う事はないだろう。

そもそも俺、相撲に興味無いし。

あるのはちゃんこの作り方と部屋運営のシステムくらいだな。

別れ際に岩村親方に色々質問出来たのも幸運だった。




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇



「圭ちゃん。

鍋の味付け変えた?」



『マンネリ打破の為に敢えて関東風にした。』



「へー、関東風。

まあ、マンネリは防がなアカンよな。」



「圭介さん、これは?

蒲鉾?」



『ふふふ、当てて御覧?』



「「…キャー。」」



当然、関東鍋は不評だったが、腹の隙間にちくわぶを詰め込む案は受け入れられた。

関西人の俺達が好んで食べるものではないが、胃に入る分には文句はない。


人間を食わせるコツはちゃんこ鍋と同じだ。

手元にあるリソースから逆算して、分配方法を決めること。


貫徹出来るか否かは謎だが、折角の学びは是非共活かしたい。




to be next dish ⇒

【名前】


円蹴圭介



【所持品】


ジェッター BE-ELHC 2022年モデル 27インチ・サンゴールド (Panasonic)


丸型七輪           (富士見産業)

業務用フライヤー10リットル (DIY HOME)

業務用寸胴8.3リットル    (赤川器物製作所)

1升炊き炊飯器        (象印マホービン)

ドカベン           (ドカベンより寄贈)

2斤ホームベーカリーSD-BMT2000 (Panasonic)

足付きスモーカーグリル     (SUNLIFER)

5段型プランターセット×2    (GARDENA)

ノンフライオーブン14リットル  (EPEIOS)



【贔屓力士】


阿倍野嵐 笑太郎

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