97話 帰還後の日常!なのです!!②
海上移動基地『アーク・トリニティ』第四ドック。
「よし、これで終わりだな」
湊はそう言いながら、整備工具をしまう。
「お疲れさまなのです」
みきしおがコップに水を入れて持ってきてくれた。
「あぁ、ありがと」
湊はそれを受け取り、飲んだ。
「お~~? 終わったの~?」
U-ハイドラが目を擦りながら、片手に枕を持って歩いてくる。
「寝てたのか」
「うん~、寝てた~~」
「枕は置いてくるのです!」
みきしおがそう言うと、U-ハイドラは、
「わかった~~」
と言い、みきしおと共に休憩スペースに戻る。
すると、
「あら? 整備士さん、整備は終わったのね」
てんりゅうが来た。
「やあ、てんりゅう。あぁ、さっき終わったよ」
「そうなのね……そうだ、ずいほうが整備士さんに用があるそうよ」
「そうか、分かった」
湊は、第四ドックの奥に向かう。
そこには、ずいほうが立っていた。
「話ってなんだ? ずいほう」
「何かお祝いに作りたいと思ってるの……。遠足でも色々買ったから、どう、なの?」
「お祝いか……」
湊は少し考える。
「いいんじゃないか?」
「ほんと、なの?」
「あぁ。みんな無事に帰ってこられたんだし、ちょうどいいと思う」
「やった、なの!」
ずいほうが嬉しそうに笑う。
すると、
「お祝いですか。何を作るのですか?」
アイオワが後ろから顔を出した。
「アイオワも来たのか」
「すみません、聞こえてしまったもので。なにか、作るものは決まっているのですか?」
「私は、卵料理を作ろうと思ってるの」
「卵料理♪ 良いですね。また食べてみたいです」
「分かったの」
ずいほうが笑う。
「それなら、みんなで作るか」
「はい♪」
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