88話 驚異と戦闘!なのです!!①
「も、もしかして、撃ってくる気!?」
(総員! 撤退!!)
湊がそう言った、その時!
ドォォォォォォン!!!
「撃ってきましたっ!?」
しばらく湊側の画面が乱れる……。
(みんな! 無事か!?)
………………。
「……けほっ、けほっ、大丈夫……なのです……みんな、無事、みたいです」
声だけが流れてくる。
慌てて逃げたため、少し何かを吸い込んでしまったようだ……。
しばらくして、映像が直ってきた。
「もう! なんなのよ!」
「う~~、これは予想外~」
「そうです」
「はいっ」
「ドローンが数機、やられたの」
「私のソナーが何かの破片で故障してしまいました」
みんなが見えた。
ひとまずは無事なようだ。
(全員! いったん体育館から離れる! この場所で戦うのは危険だ!)
「わかったのです。みんな、離れるのです!」
そう言って、穴が空きまくり、天井も崩れた、崩壊した体育館から脱出をした……が。
「まだついてくるの!」
そう言い、みんなが振り返る。
そこには、少し差し込んだ陽光のおかげか、先ほどのエネルギアが少し鮮明に見えていた。
「あんな姿してたんだ~~」
「そんなのんきなこと言ってる場合じゃないわよ!」
「どうやら、逃がしてくれそうにありませんね」
「幸い、ここは広いの……」
「どうしますか? 整備士さん」
アイオワが聞いてくる。
(仕方ない、危険だが戦おう。しかし、無理に撃破しようとするな。隙を見て逃げる、いいな?)
「「「「「「「はい!」」」」」」」
「総員! 戦闘準備!」
そう湊が言うと、潜水娘たちの艤装は、
【通常・航行形態『シールド・モード』】から
【魚雷発射形態『アタック・モード』】へと変形した。
「皆さん、生きて帰還するのです!」
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