77話 帰ってからのたのしみ!なのです!!④
新しい服を着て楽しんだ私たちは、そのまま休憩スペースに集まっていた。
テーブルの上には、都市で買ってきたお菓子や干物が並んでいる。
「そういえば、これも買ってきたんでしたね」
よなぐにが袋を見ながら言う。
「みんなで食べましょう!」
「賛成なのです!」
みきしおが嬉しそうに頷く。
「じゃあ、開けるわね」
てんりゅうが袋を開ける。
「わぁ……!」
中から色とりどりのお菓子が出てくる。
「こんなにいろいろあるんですね」
アイオワが興味深そうに眺める。
「私はこれが気になります」
よなぐにが小さなお菓子を手に取る。
「それ、おいしそうなのです!」
「みきしお、そんなに急がなくても大丈夫ですよ」
アイオワが笑う。
「だって、せっかく買ったのですから!」
「そうね。ゆっくり食べましょう」
てんりゅうも一つ手に取る。
「ずいほうも、食べる?」
「うん、少しだけなの」
ずいほうもお菓子を受け取った。
「いただきます、なの」
その隣では、U-ハイドラが干物の袋を嬉しそうに抱えている。
「私は~、これ~~」
「やっぱり干物なのね」
「うん~~。おいしそうだったから~~」
「本当に好きね……」
てんりゅうが苦笑する。
「では、私もいただきます」
アイオワがお菓子を口にする。
「……おいしいですね」
「でしょう!」
よなぐにが嬉しそうに笑う。
「街で買ったものを、こうしてみんなで食べるのもいいものです」
「そうだね」
湊も頷く。
「任務のときとは全然違うな」
「はい」
アイオワはみんなを見渡す。
「こういう時間も、大切ですね」
「そうです!」
くろしおが元気よく答える。
「またみんなで行きたいです!」
「私もなの」
「次は~、もっと干物を買お~~」
「まだ言ってるの!?」
てんりゅうが思わず声を上げる。
「だって~、おいしいもん~~」
その言葉に、みんなが笑った。
第四ドックには、今日も穏やかな時間が流れていた。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回もお楽しみに




