76話 帰ってからのたのしみ!なのです!!③
買ってきたものを片付け終えた私たちは、第四ドックの休憩スペースに集まっていた。
「そういえば、みんな服を買ったんですよね?」
よなぐにが、みきしおたちを見る。
「あぁ、そうだったな」
「じゃあ、せっかくだし着てみましょうよ」
てんりゅうがそう言う。
「いいですね」
アイオワも頷く。
「私も見たいのです!」
みきしおが嬉しそうに立ち上がる。
「それじゃあ、着替えてきますね」
「私も行くわ」
「私もです!」
「はいっ」
「ん~~、私も~~」
「U-ハイドラはちゃんと選んだの?」
「うん~~」
みんなはそれぞれ部屋へ向かっていった。
しばらくして。
「お待たせしました!」
最初に戻ってきたのは、みきしおだった。
「どうです? 似合ってるのです?」
買ってきたばかりの服を着て、くるりと一回転する。
「似合ってるよ」
湊が笑う。
「かわいいですっ!」
よなぐにも嬉しそうに言う。
「ありがとうなのです♪」
「私も着てみたわ」
てんりゅうも戻ってくる。
「おぉ、いいじゃないか」
「そうでしょう?」
てんりゅうは満足そうに笑った。
「私も着てみました」
アイオワが続いて入ってくる。
「どうでしょうか?」
「とても似合っているの」
ずいほうが答える。
「ありがとうございます」
アイオワは嬉しそうに微笑む。
「私もですっ!」
よなぐにも新しい服を着て戻ってきた。
「わぁ、よなぐにも似合ってるのです!」
「ありがとうございます!」
よなぐには照れながら笑う。
「くろしおは?」
「私も着てきました!」
くろしおが元気よく戻ってくる。
「……服より、工具を持ってる方が似合ってる気がするの」
ずいほうが小さく呟く。
「えっ!?」
「冗談なの」
「びっくりしました……」
「まぁ、くろしおらしいけどな」
湊も笑う。
「U-ハイドラは?」
「私は~、これ~~」
U-ハイドラもゆっくり戻ってくる。
「お~~、いい感じ~~」
「ちゃんと自分で選んだのね」
てんりゅうが確認する。
「うん~~」
「それならいいわ」
みんなが新しい服を着て並ぶ。
「こうして見ると、雰囲気が変わりますね」
アイオワがみんなを見渡す。
「いつもの服もいいけど、新しい服って楽しいのです!」
みきしおが嬉しそうに言う。
「また都市に行ったら、別の服も買いたいですね」
よなぐにも頷く。
「そうだね。これから都市へ行く機会もあるだろうし、少しずつ増やしていけばいい」
湊がそう言う。
「楽しみなのです!」
「私もです」
「次はもっとゆっくり選びたいわね」
「ん~~、私は~干し魚~~」
「服の話をしてるの!」
てんりゅうがすかさず突っ込む。
「だって~~」
第四ドックに、みんなの笑い声が響く。
任務の日とは違う、穏やかな時間。
新しく仲間になったアイオワも、いつの間にかその輪の中にいた。
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次回もお楽しみに




