65話 みんなと遠足!なのです!!③
「そういえば、この街は何と言うのです?」
みきしおが聞いてきた。
「あぁ、『新海市』だよ」
「新海市♪ いい名前なのです!」
「あぁ、そうだね……じゃあ、この港湾区から居住区に行こうか」
湊はそう言い、歩き出した。
潜水娘たちも、その後に続く。
しばらく歩いていると、家々が見えてきた。
「ついたようね。ここが居住区なの?」
「そうだね、ここから商業区に行きたいんだけど……」
湊は司令官からもらっていた地図を見る。
「お買い物ですね」
「私、食べ物とか、見てみたい、です」
くろしおがそう言い、よなぐにもうなずく。
「私は~、のんびりしたいな~~」
「いつもしているの」
ずいほうはU-ハイドラにツッコミを入れる。
「まぁ、そうね。それに、今私たちが着てる私服の他の種類もほしいわね」
さすがにスク水型装甲プレート服で来ると視線を集めるため、中央購買部にも服があったので、それを潜水娘たちは着てきた。
「確かに、今後も街に出かけることがあるかもしれませんし、行った方が良さそうですね」
「同感なの」
「よし、どう行けばいいかは分かった。行くぞ」
「お~~、行く~」
「楽しみなのです!」
湊が歩き出すと、潜水娘たちもぞろぞろと後ろについていく。
居住区の道を進み、大通りへ出る。
少しずつ人通りが増えてきた。
道路の向こうには大きな建物が並び、店の看板も目立つようになっていく。
「なんだか、にぎやかになってきましたね」
よなぐにが周囲を見ながら呟く。
「もうすぐ商業区」
湊が前方を見る。
そこには、たくさんの店が並ぶ大きな通りが見えていた。
「わぁ……!」
みきしおの目が輝く。
「ついたみたいなのです!」
湊は、みんなの足取りが自然と少しだけ速くなった気がした。「65話です。どうです」
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回もお楽しみに




