62話 新しい仲間との日常!なのです!!②
ある日の昼。
「U-ハイドラ? なにをしているのです?」
仰向けになったままのU-ハイドラを、アイオワが不思議そうに見ていた。
「ん~? ……干し魚の真似~~」
「ほ、干し魚?」
アイオワは困惑した。
「そ~だよ~~。暇だから~」
「なるほど。確かに今日は任務はありませんでしたからね」
「そ~なの~~。アイオワも~やる~?」
「日向ぼっこのようなものでしょうか……。そうですね、たまにはそれも良いかもしれません。……失礼しますね」
そう言い、アイオワはU-ハイドラの隣に寝転がる。
「……やはり、こういうのも良いものですね」
「でしょ~~」
U-ハイドラはそう言い、両腕を伸ばす。
「あんたたち、なにしてるの?」
「あら、てんりゅう、お帰りなさい」
ショップに行っていたてんりゅうが戻ってきて、アイオワたちの顔を覗く。
「ん~~、一緒に~干し魚の真似~してるの~~」
「なによそれ……」
「てんりゅうもやります?」
「やらないわよ!」
「てんりゅうは~かたいね~~~」
「ですが、それも個性で、良いものです」
「あんたたちね~……まぁ、いいけど……そうだ、整備士さんとみきしおはもう少し遅れるそうよ」
「そうなのですね。……そういえば、他の皆さんはどうしたのでしょう」
「さぁ、その辺を散歩してるんじゃない?」
「今日は~任務~~ないからね~~~。みんな~自由時間だよ~~」
U-ハイドラがいつものようにのんびりしながら言う。
「あんたはいつも自由時間でしょ」
「そうかもしれませんね」
その時、第四ドックが開いた。
「あら? 誰か来たわ」
「今日はずいぶん少ないの……」
ずいほうだ。
「あら、ずいほう、どこか行ってたの?」
「すこし見て回っていたの……。昔との違いを探して、すこし……なの……」
「そういえば、また今度、ここの案内をお願いできますか?」
アイオワが起き上がり、ずいほうに言う。
「うん、了解なの」
ずいほうはそれを了承した。
「お~~、私も~ついてく~。案内する~~」
「えぇ、お願いします、U-ハイドラ」
「ところで、なにしてるの?」
「ん~~、干し魚の真似だよ~~」
「?」
ずいほうもよく分からないようだ。
「みなさ~ん、ただいまなのです~♪」
「ただいま、みんな」
みきしおと湊整備士が戻ってきて、てんりゅう、ずいほう、アイオワとU-ハイドラもそちらを向く。
アイオワは、のんびりとしたそんな日も良いものだと、心の中で思った。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回もお楽しみに




