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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第1章 第六幕 アイオワ初任務

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55/155

55話 深海遺跡の調査!なのです!!⑤



七人は、さらに遺跡の奥へと進んでいった。


長い通路を抜けると、そこには広い部屋があった。


「わぁ……広いのです!」


みきしおが周囲を見渡す。


部屋の壁には、古い装置がいくつも並んでいる。


「ここは……何かの制御室だったの?」


てんりゅうが装置を眺める。


「調べてみるです!」


くろしおが装置へ近づき、慎重に確認を始める。


「電源は落ちていますけど、壊れてはいないみたいです」


ずいほうも水中ドローンを展開し、部屋の隅々まで調べていく。


「こっちにも装置があるの」


ドローンの映像を確認していると、一つだけ他とは違う装置が見つかった。


「……これは?」


アイオワが近づく。


「何かの記録装置みたいです」


(くろしお、確認できるか?)


「やってみるです!」


くろしおが装置を調べ始める。


しばらくして、装置の一部に小さな光が灯った。


「動いたです!」


古い画面に、途切れ途切れの文字が表示される。


「……読めないところが多いですね」


よなぐにが画面を覗き込む。


「でも、一部は読めそうなの」


ずいほうが静かに呟く。


画面には、かつてこの場所で使われていた資源に関する記録が残されていた。


「ハイドロ・コア……」


アイオワが読み上げる。


「ここでも~使われていたみたい~」


(現在のものと同じなのか?)


「完全に同じかは分かりません。ただ、かなり近い技術だと思います」


アイオワが答える。


そして、くろしおがさらに調べる。


「この施設には、資源を保管していた場所もあるみたいなのです」


「じゃあ、まだ残ってるかもしれないのです!」


みきしおが嬉しそうに言う。


(資源保管区画を探してみよう。見つけたら状態を確認してくれ)


「了解なのです!」


七人は再び移動を始めた。


その途中、ずいほうが突然立ち止まった。


「……待って」


「どうしたの?」


みきしおが振り返る。


ずいほうは、通路の壁をじっと見つめていた。


「この先……何かあるの」


「何か~?」


「分からないの……でも、何かを感じるの」


ずいほう自身にも、それが何なのかは分からなかった。


アイオワが周囲を確認する。


「反応はありません」


(なら、慎重に進もう)


「はい」


七人は、ゆっくりと奥へ進んでいく。


そして通路の先に、大きな扉が現れた。


扉の中央には、これまで見たものとは違う紋章が刻まれている。


「この先……なの」


ずいほうが小さく呟いた。


その扉の向こうに何があるのか。


七人はまだ知らなかった。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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