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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第1章 第六幕 アイオワ初任務

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54話 深海遺跡の調査!なのです!!④



ダイオウイカ型エネルギアを倒し、ハイドロ・コアを回収した七人は、再び深海遺跡へ向かった。


巨大な扉の前では、くろしおが扉の構造を調べている。


「うーん……やっぱり古い装置です」


くろしおは工具を取り出し、扉の端にある小さな装置を確認する。


「動力は完全に切れてるみたいです」


よなぐにが周囲を警戒する。


「エネルギアの反応はありません」


アイオワもソナーを確認する。


「周囲にも異常反応はありません」


(よし、慎重に調べてくれ)


「はい!」


ずいほうは水中ドローンを扉の周囲へ展開する。


「何か仕掛けがないか、見てみるの」


数機のドローンが扉の隙間や周囲の壁を調べていく。


すると、一機のドローンが小さな穴を発見した。


「見つけたの」


「ここです?」


くろしおが近づく。


「これは……ケーブルを繋げば動くかもしれないです」


くろしおは装備からケーブルを取り出し、慎重に接続していく。


しばらくすると、古い装置から小さな光が灯った。


「ついたです!」


ゴゴゴゴゴ……と、長い年月閉ざされていた扉が、ゆっくりと動き始める。


「開いていくのです……」


みきしおが目を輝かせる。


「中に~何があるの~?」


「分からないから、調査するわよ」


てんりゅうが答える。


扉の向こうには、暗い通路が続いていた。


ずいほうが、その入口をじっと見つめる。


「……」


「ずいほうさん?」


みきしおが声をかける。


「……なんでもないの」


ずいほうは小さく首を振る。


(全員、進入する。警戒を忘れるな)


「了解です!」


七人はゆっくりと通路へ入っていった。


壁には、見たことのない古い装置がいくつも並んでいる。


くろしおが装置を確認する。


「昔の設備なのです……でも、完全には壊れてないみたいなのです」


アイオワが一つの装置へ近づく。


「この構造……現在の設備と少し似ています」


その言葉に、湊が反応する。


(似ている?)


「はい。ハイドロ・コアを利用する設備だった可能性があります」


ずいほうが静かに壁へ近づく。


そこには、古い文字と艦船を思わせる紋章が刻まれていた。


「……」


ずいほうの表情が変わる。


「この紋章……」


しかし、ずいほうはそれ以上何も言わなかった。


その先には、さらに奥へ続く扉があった。


七人はその扉を見つめる。


(ここから先も調査する。ただし、無理はするな)


「分かったの」


暗い通路の向こう、まだ誰も知らない何かが、静かに眠っていた。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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