5話 基地をお散歩!②
「整備士さん!」
みきしおが隣に座りながら語りかける。
「なに? みきしお」
「整備士さんはどうして整備士さんになったのですか?」
「……そうだね、私はちゃんとした試験は受けてなくて、スカウトだったんだ」
「スカウト、なのです?」
「うん、もともと整備士が少なくなってきたのもあるけど、最近は高成績だったらスカウトされるんだ」
「なるほどなのです」
「まぁ、スカウトされても、選抜試験をクリアしないといけないけどね」
「大変そうですね」
「まぁ、そうだね、大変だったよ。でも、その頑張りで君たちに会えるなら安いものだよ」
「……ですね♪」
「整備士さん、U-ハイドラが全然起きないんだけど?」
てんりゅうが向こうから来た。
「よっぽど気に入ったんだね」
「そうですね♪」
「うにゅぅ~~」
「ほら、他のとこ行くぞ」
湊はU-ハイドラを起こす。
「うにゅ? え~もう~?………………わかった~」
U-ハイドラはのんびりながらも返事をし、皆で散歩の続きを再開する。
「ここは、サブマリーナ・カフェだよ。一種の休憩スペースだね」
サブマリーナ・カフェにはおしゃれな家具に柔らかい光の照明があり、どこか神秘的な場所だ。
「潜水娘たちもここに来るらしいよ」
「そうなんですね。でも、落ち着けそうですね」
「そうね」
「うみゃ~、また眠くなってきた~~」
U-ハイドラはまた眠そうにしている。
「あんたはいつもそうでしょう! まったく」
てんりゅうがU-ハイドラをしかる。
「楽しそうです♪」
こうしていろいろな場所を散歩した。その頃――
「楽しそうにやっているね。そろそろ、任務が始まるよ、頑張ってね」
先程の女性が書類を見ながら言う。
物語はどんどん動き出す。
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次回もお楽しみに




