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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第1章 第五幕 ずいほうの過去と新しい気配

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44/155

44話 ずいほうの過去!なのです!!②



整備士の湊は、ずいほうに話があると言われ、整備士の部屋で話すことにした。


そして、ずいほうの過去を知った。


「……だから、知ってほしいの。たくさんの魂が大切なもののため戦ったことを」


ずいほうは、真剣な目をしている。


私も、それに答えることにした。


「昔の人間の戦争、それが始まるまえ、瑞鳳は高速給油艦から後に空母に改造するとして作られたの。

そして、戦いが始まったの。もちろん私も、空母として戦ったの……。」


「そして、戦いが深刻化した頃、あいつらが来たの。深海より現れる未知の深海生物『エネルギア』が……。

人間たちはもう、人間同士で戦ってる暇がなくなり、休戦して共に戦うことにしたの…………

でも……叶わなかったの。たくさん死んだの。たくさん沈んだの……私の目の前でも……。」


「そんなとき、日本、ドイツ、アメリカは力を合わせて私たち、潜水娘を作ったの……。

瑞鳳は生き残ったの。その時、瑞鳳の部品を潜水娘に使おうと提案されて、私が生まれたの」


「そうだったのか」


ずいほうは泣きそうな顔をしている。


それだけ、仲間が消えたのだろう……。


「昔はたくさん、仲間がいたの。でも……みんな、目の前で、沈んで……っ…………」


私は、ずいほうをそっと抱き締める。


「大丈夫だ。仲間たちは、まだ死んでいないよ」


「え?」


「君が覚えているから、君の記憶と心の中で生きている。それに今は、みきしおたちがいる」


「そう、なの。でも……」


その時、バンッと扉が開かれた。


「そうなのです!」


「みきしお? みんなも……」


「そうよ。ずっと、一人なんて思わないで。私たちがいるわ」


「そ~だよ~。頼ってね~」


「はい、です。いつでも、待ってますです!」


「はいっ! 私はまだ浅いですが……力になれます!」


「……はい、ありがとうなの。整備士さんの言う通りなの。みんながいるし、心の中で生きてるの」


「あぁ、いつでも、頼れ。いいな?」


「はい! なの!」


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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