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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第1章 第五幕 ずいほうの過去と新しい気配

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43/155

43話 ずいほうの過去!なのです!!①



整備士の湊は、ずいほうに「話がある」と言われ、整備士の部屋で話すことにした。


「それで、ずいほう、話って?」


ずいほうは、しばらくうつむいたままだった。


やがて、口を開く。


「私、ね、昔の記憶があるの」


「昔の記憶? 君がまだ試作機だった頃かい?」


ずいほうは首を振る。


「違うの。私がまだ『航空母艦【瑞鳳】』だったときの記憶なの」


航空母艦【瑞鳳】だったときの記憶?


「どういうこと?」


「うん、私の身体は瑞鳳の部品でできているの……」


「航空母艦だった時の記憶が? でも、その時にはまだAI技術も潜水娘の技術も……」


「……これを先に言っておくの。艦船には魂が宿るの」


「魂が?」


「そうなの……その魂の記憶があるの、私には……。そして、昔は海上にも海中にも、たくさんの艦船がいたの……でも…………」


ずいほうの言葉が詰まる。


「人間が2度目の大きな戦争をしてたとき……あいつらが…………エネルギアが来たの……。人間は戦いどころじゃなくなって、共にエネルギアを倒すため、たくさんの艦船を送り込んだの……でも、戻ってこなかった……私は、私はずっと遠くから艦載機を飛ばすだけだった。だから生き残った……みんな、消えた……」


「……」


しばらく沈黙が続く。


やがて、ずいほうが話し始める。


「……だから、知ってほしいの。たくさんの魂が大切なもののため戦ったことを」


ずいほうは、真剣な目をしている。


私も、それに答えることにした。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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